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2023年 3月3日(金)、本校最後の入学生である2020年度生の卒業証書授与式を行いました。
2020年以降、新型コロナウイルスの感染防止の為、保護者の参列はご遠慮いただいておりましたが、今年は人数の制限はありましたが保護者の方々に参列いただきました。
卒業生の名前が一人一人呼ばれ、学校長より卒業証書が授与されました。
卒業生代表による卒業の辞では、お世話になったすべての方への感謝とお礼の気持ちが込められました。
「未熟な私たちを快く受け入れ、学ぶ機会を提供してくださった患者さんやご家族、また、私たちのことを一心に考えてくださり、時に厳しく、時に温かく導いてくださった指導者様や先生方、そして私たちの志を尊重し、応援してくれた家族、多くの人々の助けがあったからこそ、充実した学生生活を送ることができました。本当にありがとうございました。」
思い出が込み上げ涙ぐむ姿も見られる中、多数の参列者の拍手に送られ卒業生は思い出の詰まった「学び舎」を後にしました。
2022年度 自治会役員
老年看護学実習T−@
老人福祉センターの役割を知るワーク
「私たちが考える老人福祉センターの役割」
5/9待ちに待った!専門分野・統合分野の臨地実習開始!
ドキドキ・ワクワクしながら「いってきま〜す」
身だしなみにも気を配ります。
16時半過ぎの帰校時でもこの清潔感ある身だしなみ!
老年看護学実習学内レクリエーション演習
特別養護老人ホームで生活されている高齢者の生活を活性化するための援助を、安全・安楽に行う方法について学ぶ取り組みです。学生が企画して実施します。利用者さん役の学生も役になりきっています。
ケースレポート作成
看護研究の授業の最終課題として、臨地実習での看護実践をレポートにまとめます。文章に表すことが困難で、なかなか進みませんでしたが、締め切り日までに全員提出できました。
精神看護学実習学内レクリエーション演習
入院生活を送る精神に障がいをもった方が、レクリエーションを通して、他者と関わり、対人関係能力や自我機能を改善するとともに、活動と休息を主とした日々の生活を整えることを目的にしています。プログラムを学生が考え実施します。
防災訓練
職員・学生が火災の発生に直面しても、慌てず適切な対応が取れるように、西京消防署の指導の下、毎年実働を伴う訓練を行っています。
特に@119番通報 A初期消火活動 B避難活動の習熟を訓練の目的としています。
3月25日、第111回看護師国家試験の合格発表があり、受験生全員が合格いたしました。
在学中は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、たくさんの制限がある不安な日々の連続でした。皆さんは、努力と強い意思でそれを乗り越えられました。
おめでとうございます!
教職員一同、地域医療を支える皆様のご活躍を楽しみにしています。
ご指導いただきました関係者の皆様、
励まし支えてくださいましたご家族の皆様、
心よりお礼申し上げます。
2022年3月4日(金)、2021年度卒業式を執り行いました。新型コロナウイルスの感染防止のため、保護者と在校生は参加せず、規模を縮小しての開催となりました。
卒業証書の授与は、代表1名が卒業証書を受け取りました。
卒業証書授与に続く、石坂学校長の式辞では
「看護行為の対象は、病を抱えて痛みや苦しみを経験している人であり、死を前にして不安に満ちた日々を過ごしている人であり、そのような人との関係の中で、看護という仕事がある。
そのような人への行為は、まず第一に、悩めるその人がどのような人であるかを知ることから始まり、第二にその人の苦しみや不安を共感することが重要である。そして、第三に病める人の生そのものを尊重し、敬意を込めて、今ある最善の関わりを行う。このような姿勢が看護の基礎である。
本校の教育理念である「生命の畏敬・人格を尊重する精神」をいつも心の片隅において、高い倫理性を持ってこれからのお仕事を初めていただきたい。」と激励されました。
※式辞抜粋 《全文はこちらをクリック》
学校長の式辞に続き、野口法人会長よりの祝辞、その後、記念品・花束の授与、在校生からの送辞へとすすみました。
続いて披露された卒業生代表による答辞では、お世話になったすべての方への感謝とお礼の言葉とともに、「質の高い看護を実践できる力を身につける為、これからも勉強に励み、患者さん一人一人を大切に接していきたい」との決意が述べられました。
最後に参列者の拍手に送られ、卒業生は会場を後にしました。
式典終了後にあらためて卒業生と職員のみ集合し、卒業生一人一人に卒業証書の授与を行いました。その後、入学からの3年間の思い出を綴ったスライドを上映しました。
4月から医療現場での皆さんの活躍を期待しています。
今年も新型コロナウイルスの影響で、昨年に引き続き体育祭・文化祭の開催が叶わず一日のみで縮小した形になりました。感染対策を考慮しながら今年で最後の学校祭をどう盛り上げていくかとても悩みましたが、皆様のご理解とご協力をいただき11月5日(金)に学内で映画鑑賞とビンゴ大会を開催することができました!
優勝おめでとうございます。チームの景品はアマゾンギフト券!!優勝チーム全員に手渡されました。
最後は、川柳大会の表彰式です。久島先生から参加賞と、優秀な川柳を書いた人に食券がプレゼントされました!
自治会より
一年時から自治会に関わらせていただき、先輩たちが創り上げてきた行事などを参考に本校最後の学校祭を考えていました。例年のような開催はできず、また下級生の入学が無くなり交流会なども開くことは出来ませんでしたが、思い出作りとして最後の学校祭を楽しく協力して行うことができました。協力していただいた皆様ありがとうございました。
★3年生看護学会参加
8月28日〜9月17日にかけて、3年生が学会に参加しました!!
本校では、「自ら問題意識をもち、研究的な視点で看護を探求することができる」看護師像を目指し、「看護研究」の講義の一環として3年次に学生が学会に参加しています。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い参加を見送りましたが、今年は「第15回 日本慢性看護学会学術集会」にオンラインで参加しました。
学術集会のテーマは「豊かな人生をつむぐ慢性看護」で、学生は自分が関心を持ったテーマの発表をパソコンやスマートフォンで聴講をし、後日学会に参加しての学びのレポートを提出しました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、行動が制限される中、オンライン参加という形ではありましたが学生には貴重な体験になったのではないかと思います。
★2年生防災訓練参加
10月5日、2021年度の防災訓練を実施しました。本校では年に一度、教職員・学生が参加する防災訓練を行っています。今年も昨年と同様に、参加者はマスクとゴーグルを着用し、ソーシャル・ディスタンスを確保して避難するなど新型コロナウイルスの感染防止に配慮して訓練を行いました。
訓練では、パソコン室での火災発生という想定の下で火災報知機を作動させ、参加者は現場確認・119番通報・初期消火・屋外避難の一連の行動を行いました。
避難場所への集合後、避難者の人数確認を行い、全員の避難完了を消防隊へ報告し訓練終了となりました。
その後、西京消防署職員の指導の下、参加学生は訓練用消火器による操作体験をおこないました。昨年に続き2度目の体験でしたが操作に戸惑う学生もいて、訓練の大切さを理解してもらえたと思います。
最後に訓練参加者に対し、西京消防署より「消火器の設置場所・避難経路等を日常的に意識して、もしもの時に活かせるよう心掛けて下さい。」との講評をいただきました。
6/15 特別講義「視覚障碍者からのメッセージ」というテーマで松永信也先生にお越しいただきました。
毎年来ていただいていますが、もう今年で14年目となり感謝で一杯です。
さぁ、講義の始まりです。視覚障碍者と接したことのない学生がほとんどでした。
先生は、自分自身が見えなくなっていく過程とその時の気持ちについてもお話してくださいました。
見えない世界って?私達にできることって、何?
視覚に関するデータなどを基に詳しく学び、視覚という感覚器への関心も深まりました。
まず、視覚障碍者の方に対し“困っておられないか”声をかけることが大切だとわかりました。
その後、誘導の方法について教えて頂きました。肘はまっすぐに一歩先を行く感じです。
段のところでは、「段があります」と声をかけてね。
学生同士、実際にやってみて、体験するって貴重だなと思いました。
椅子のところまで行って座るという何気ない日常の動作ですが、見えない人の立場に立ってみて、「こわい」と声に出す学生もいました。
視覚障碍者の方の手をとって、椅子を触らせてあげるとわかりやすいです。
「ここが背もたれだよ」、「ふんふん、この椅子あっち向いてるよね」
先生「うまく座れた?」
学生「はい、座れました、万歳!!」
講義が終わり、学生の誘導で1階の方へ。楽しかったです、ありがとうございました。
質問もたくさんありました。学生「先生、もし見えることができたら、何を一番見たいですか?」
先生「全部、見たいです」そうなんですね。見えないという世界が、少しだけ見えたようでした。
私たちも視覚障碍者の人たちの役に立てるよう、できることから実践していきます。
緊急事態宣言の期間ではありますが、3年生の臨地実習が始まりました。実習内容の制限もある中、直接ベッドサイドで患者さんに援助を行えることは、不安も感じながらも喜びでいっぱいです。しっかり感染予防対策をして、患者さんに必要な看護を考え実践していきたいと頑張っています。
小児看護学実習では、幼児期の男児を受け持たせていただきました。体調は少しずつ改善傾向にありますが、室内安静長期化しており、ストレスで不機嫌になり泣くことも多い状況でした。少しでも日常性を取り戻してもらえるように、グループで協力してベッド上で遊べるおもちゃを作成しました。
子どもさんとご家族にも喜んでもらえ、ボールで遊んだ後は、お気に入りのキャラクターをベッドに並べて布団を掛けて添い寝をするなど、表情も柔らかく笑顔で楽しいひと時を過ごすことができました。遊びを取り入れたバイタルサイン測定では、子どもの協力も得られ正確に観察を行うこともできました。子どもが体験していることを子どもの立場で考えることの大切さを、この経験から学びました。
実習は12月まで続きます。患者さんとの出会いを大切にして、看護師として成長できるように頑張ります。
2021年3月5日(金)、2020年度 卒業式を挙行いたしました。今年も昨年に引き続き、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、規模と時間を縮小して開催しました。
卒業証書の授与は例年と異なり、代表1名が登壇して卒業証書を受け取る様式に変更しました。
学校長による卒業証書授与のあとは、石坂学校長の式辞と続き、その後野口法人会長より祝辞をいただきました。
卒業生答辞では、代表者がお世話になった方々への3年間のお礼の言葉を述べました。最後に参列者の拍手に送られ、卒業生は会場を後にしました。
式典終了後に卒業生と職員のみで集まり、あらためて卒業生個々への卒業証書の授与と、卒業生の入学からの3年間の思い出を綴った動画の上映を行いました。また卒業生からは教職員一人一人に手作りのメッセージボードが渡されました。
本校を巣立った卒業生の皆さんが医療の現場で活躍されますことをお祈りいたします。
12月中旬に、3年次生の専門分野U・統合分野実習すべてが無事に終了しました。
その後、2日間かけて臨地実習で学んだことを、領域ごとにグループワークし、学びの発表会として「まとめの会」を実施いたしました。
まとめの会は、クラスリーダーを中心に学生が運営します。クラスリーダーによる挨拶から始まり、各グループ持ち時間8分で、あらかじめ準備した配布資料をもとに、発表をしていきます。
発表内容は、わかりやすくイラストや図を使用し資料にまとめられており、発表時には、パワーポイントを使用して視覚的にもわかる工夫をしているグループもいました。相手に伝わるような内容や手段を選ぶことは、看護師になってからも必要な力だと思います。
全グループが発表し終わった後には、質疑応答の時間となりました。
配布資料は午前中に配布され、各自発表の前に目を通しています。質疑応答の時間は、沈黙が続くことなく、活発な意見交換が出来ていました。最高学年として、成長した姿が垣間見れました。
このように、グループワークや発表会を行うことで、看護として大切なことの再認識や、看護として目指すものが明らかになったと思います。
最後に教員一人一人から講評がありました。実習のまとめの補足、教員自身の経験からの助言、激励などがあり、学生もうなずきながら真剣に耳を傾けていました。
今回の領域別実習は、新型コロナウイルスによる影響で臨地に赴く時間制限がある中でも、快く受け持ちを承諾してくださった患者さん、施設の指導者や臨床指導者をはじめとし、多くの方の協力のもと終えることができました。また、臨地での実習が困難な場合は、学内での演習を積極的に取り入れ、各担当の教員が、学習効果が高まるよう工夫を凝らしました。
世の中の状況として、おそらく、3年次生が看護師になった後も、新型コロナウイルスによる制約は続いていると推測します。看護師になって、様々な理由で壁にあたることもあると思います。その時、臨床指導者や教員がそうであったように、どうにもならないと嘆くばかりではなく、目の前の対象者に寄り添い、どうしたらいいか工夫をして乗り越えていってほしいなと願います。
1年生の「看護援助論U」では、患者さんの健康状態を把握し、看護実践に活用できるフィジカルアセスメントの基本技術が習得できるように学んでいきます。まずは、フィジカルアセスメントの意義と目的について学びます。
次に、フィジカルアセスメントの重要性を理解した上で、正確な測定ができるようにバイタルサイン測定の演習を行います。今年は3密を避けるためにクラスを半分に分け、マスクとゴーグル着用で行いました。
「上手に測れるか不安…」 「いっぱい練習したし、大丈夫!」
学生同士で支え合い、座位でのバイタルサイン測定の練習をしていきます。
さらに、学内で先輩、教職員のバイタルサイン測定を15人実施し、測定時の感想を記入してもらいます。
「正確にマンシェット巻けるかなあ」
「先生や先輩の脈を測ったり、血圧測るの緊張する!」
「あきコマ、放課後、頑張って練習しました」
今年は、新型コロナウイルスの影響で例年のような体育祭・文化祭の開催が叶わず、体育祭一日のみで縮小した形になりました。その体育祭も直前で感染対策のため中止が決まり、対応に追われましたが、皆様のご理解とご協力をいただき11月6日(金)に学内で「ビンゴ大会」を開催することができました!
2020年度最初の学年交流会は、自己紹介!お互いのことを少し知ることができました。ちょっと和んだら、次は、Zoomを利用して
「ビンゴ大会」です!
4チームでの対抗戦です。ビンゴ者が出るたびにチームが盛り上がり「誰か!」と祈る人もいました。優勝チームの賞品はアマゾン・ギフト券!優勝チーム全員に手渡されました。
当初の予定と比べるとささやかな行事ではありましたが、楽しく交流することができました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
2020年10月26日、西京消防署の協力のもと2020年度の防災訓練を実施しました。
本校では火災発生等の非常時にも、落ち着いて適切な対応が取れるよう、年に一度、教職員・学生が参加する防災訓練を行っています。
訓練は実際に火災報知機を作動させ、職員による現場確認・119番通報・初期消火、学生の屋外避難の一連の行動を実際に行います。
今年は新型コロナウイルス感染防止の為、参加者全員がマスクとゴーグルを着用し、避難時もソーシャル・ディスタンスを確保して行動する等の対応をしての訓練となりました。
屋外への避難終了後は西京消防署の消防官の指導のもと、1年生が消火器の操作体験を行いました。消火剤の代わりに水を噴射する訓練用消火器を使用した体験でしたが、焦ってうまく操作できない学生もおり、操作を覚える上で貴重な体験になりました。
訓練終了に際し、西京消防署より参加学生に対し「校舎内の消火器の位置を把握しておくなど常に防火を意識して学校生活を送ってほしい」との要望がありました。
この実習は、老人ホームで生活する高齢者の理解を深め、高齢者のQOL向上を目指した援助について学びます。例年は、実際に学生がレクリエーションを主催し、特別養護老人ホームの利用者さんにご参加いただいていましたが、今年度は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、学内にて学生同士で行いました。
夏の実習グループは、季節感を感じていただくことを大切に『魚釣り』と『水槽作り』を実施。「これ、何ていう魚!?」「最後に、水槽をホワイトボードに貼りたいし、どうしたらお魚が落ちずにくっつくかな…」など、お互いの絵のセンスに驚いたり、ひらめきに盛り上がったり、準備段階から学生自身も楽しく取り組んでいたのが印象的でした。
利用者さん役の学生は、白内障のある方・片麻痺のある方・円背のある方・難聴のある方になりきります。それぞれの利用者さんの身体的な特徴を考えて、安全に楽しんでいただくはずが…「魚の色を伝えるのが難しかった」「以外にも細い棒で作った釣り竿が重かった」「車椅子に座ったまま、魚釣りに参加していただくのが、難しかった」など、学生役・利用者さん役に徹することで気づいた学びがたくさんありました。
30分のレクリエーションでしたが、みんなが笑顔で過ごせた時間であったことに、この企画の意義を実感しました。レクリエーションの最後には、みんなで作った『釣った魚を入れた水槽』をながめ、『海』を歌いながら楽しい時間の共有を締めくくります。学生は、「本当に、現場で利用者さんに実際に楽しんでいただけることができたらなあ…」とつぶやく学生もおり、学内での学びが今後の学習の発展につながる期待をもちました。
現場が大変な中、せめて短時間でも現場が体験できるようにと、実習を受け入れてくださっている施設の方々に感謝しつつ、一日も早く感染拡大が収束し、学生が現場の体験を中心に貴重な学びを深められる日がくることを、願ってやみません。
2020年度生
新型コロナウイルス感染拡大防止のため入学式は中止となり、4/30まで臨時休校となりました。5月からはオンライン授業開始。そして、5/25は、待ちに待った1年生の初登校日!
新入生オリエンテーションは、密にならないように2会場に分かれて開催し、Zoomで配信しました。まだ顔と名前が一致しないようですが、これから3年間一緒に頑張る仲間に出会え、笑顔になりました。
《8月の様子》
◆1年生初めてのユニフォーム!
身だしなみを整える意味について学び、“看護学生としての自覚”が少し芽生えた貴重な一日となりました。
ユニフォームを着ての初めての演習は足浴です。
足指の細かなところまで丁寧に洗っていると患者役の学生から「気持ちいい〜」という反応が返ってきました。
◆1年図書委員企画の勉強会
放課後、苦手な学生が多い「解剖生理学」をDVDを視聴して復習しました。
◆Tシャツ イベント
今日はTシャツを着てくる日。みんなそれぞれ「お気に入り」を着てポーズをとりました。
◆「看護援助論X」移動介助の演習
自力での移動が難しい患者さんを安全・安楽に移送するための演習です。ストレッチャーも車いすも一見簡単そうに見えますが、患者さんに負担をかけないよう移送するには技術が必要です。
2019年度生(2年生)
2年生は、9月上旬前期試験に挑みました。
夏休みが短かかったけど、一生懸命、頑張っています。
今日の試験、どうだった? 仲間で解答見直し中です。
さあ、明日もファイト!!
後期も9/14から始まるし、気合い、気合い。
2020年3月6日(金)、2019年度 卒業式を行いました。今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、保護者と在校生は参加せず、来賓の招待も少なくするなど規模を縮小しての開催となりました。
卒業生の名前が一人一人呼ばれ、学校長より卒業証書が授与されました。
学校長は式辞で
「看護の仕事は、当然ながら病気を抱えて苦しんでいる人を対象とした仕事であります。この仕事は、皆さんも学ばれたように科学的にそして技術的に裏付けされて適切に実施されなければなりません。近年は医学が加速度的に高度になり、高度な知識と技術を迅速に用いることがますます要求されるようになっています。皆さんが本校で学ばれた知識や技術は、実践の場で必要とされる看護のほんの基礎であるにすぎません。これから現実の医療の現場でそれぞれの必要とされる知識や技術を習得せねばなりません。
本校では、自主的に学ぶ力を身につけることを教育の目的としてきました。皆さんはここで学ばれたことを基礎にして第一線の医療現場で評価される看護師となるため、あらゆる機会を捉えて自らの力量を高めるよう努力してください」と激励しました。
ご参列できなかった皆様のために「学校長式辞(全文)」を掲示します。
送辞は、教務主任が代読し、答辞は、卒業生代表が、学校生活の思い出と3年間関わってくださったすべての方々への感謝の気持ちを読みあげ、最後にそれぞれの目指す看護師像に向かい、今後も学び続けますと決意を述べました。
〜式典終了後、卒業生からのサプライズ!がありました〜
3年生全員出演の「卒業記念動画」の上映です。3年間の思い出が詰まった学校中を案内してくれました。笑いとともになんて「いい仲間」だったんでしょうとぐっときてしまいました。
そして、卒業式が終わった教室の廊下の「ご卒業おめでとう」の下に卒業生のメッセージが残されていました。
3月19日、第109回看護師国家試験の合格発表があり、受験生39名全員が合格いたしました。
2019年12月7日(土)、12月6日(金)午前9:00「京都市震度6強」の地震発生という想定。学生は、各自に設定された患者さんの想定になりきります。日常では見ることができない学生の演技力に、驚きつつも頼もしさを感じました…。
「どうしたらいいんだろうと不安になっていたときに、看護師さんに声をかけてもらって、とても安心した」「『大丈夫ですよ』の一言に、気持ちが落ち着いた」「患者さん役をしながら、看護師さんの機敏な対応を見て、来年はあんなふうになれるように頑張ろうと思えた」など、実際に患者さん役をすることで体験から学べる、さらに、身近で看護師のモデルを見てモチベーションが高まるなど、大変多くの気づきを得る機会となりました。
3年次では、4月に「災害看護」を学ぶ科目があります。この学校に入学するまでに、実際に災害に遭遇したことがある人、身近にそのような体験をした方がいる人、あまり自分のこととして考える機会がなかった人、学生の中の背景も様々です。しかしながら、看護師として就業する現場で実際に災害に遭遇したときどう対応するかは、今や全員が自分のこととしてとらえ、災害看護の知識や技術の基本を学ぶべき時代にあると考えます。日頃、自身が大切にしている看護観をもとに、看護職者としての理念と明確な目的をもって災害看護が実践できる人に成長できるよう、今回の貴重な経験が活かされることを期待しています。
11月7日体育祭
今年はインフルエンザの影響で4月に学年交流会ができなかったので、最初に自己紹介をしてから、イントロドン、しっぽ取りゲームやドッジボールをしました。
全員が参加できるドッジボールを目指して、“全員が一回ずつ投げると勝ち点をそのチームに1点あげる”というルールを追加しました。普段控えめな学生も積極的に参加して、みんな夢中になっていました。
最後のリレーは男女・学年関係なく、チームのためにみんなで1番を取ろうと頑張りました!! 声をからしてチームのみんなを応援し、感動的なフィナーレを迎えました。
普段の学校生活では他学年と関わることは少ないですが、運動やゲームを通して交流を図ることができました。いろいろな人の意外な一面を発見することもできました。
〜リフレッシュし、こころが満たされた1日でした〜
11月8日文化祭
文化祭スタート!!
今年は、はしまき、ベビーカステラ、たこせん、フランクフルトの4つの模擬店がでました!!
「はしまき」は、かつお節を足して味を工夫、「たこせん」や「フランクフルト」は、チーズをのせてオリジナル感を、「ベビーカステラ」は、トッピングを選べるように数種類用意するなど、そのお店の個性を出していました。おいしくて大好評でした!
「ナイチンゲールプロジェクト」の展示
1年生が作成した 〜大切な人の健康を守るための提案書〜 を展示しました。ナースのたまごたちが身近にいる人の健康を守る取り組みを考えました。看護にとても大切な「人に関心をもつ」心を一人一人みんなが育てる機会となりました。
午後からは賞品付きのゲーム大会をしました!!
「箱の中身はなんだろな」や、「ロシアンルーレット」では中身が分からず出場者がドキドキしていて、緊張した空気が観客側にも伝わりました。「せんべい早食い」では、額の上にせんべいを置いて顔の筋肉だけでせんべいを口元までもっていく姿に笑いが止まらない場面もあり、会場中が盛り上がりました。
自由出し物では、個性的なダンスで観客を魅了したり、トランペットの素敵な音色を披露してくれました。
最後は表彰式!!皆さんお疲れさまでした!
今年は自治会主催の交流会ができず他学年と仲良くなる機会が少なかったですが、体育祭、文化祭を通じて交流を深めることができました。充実した2日間でした。
本校では、3年次に「看護学概論V:看護研究」の授業の一環として学会に参加しています。今年度は8月3日(土)に、国立京都国際会館で行われた「日本看護学教育学会」に参加しました。
学生が一番興味深かったのは、山極壽一先生(京都大学総長)の特別講演「ゴリラと学ぶ人間の未来」でした。人間に近い動物(ゴリラなどの霊長類)の生き方から、人間の進化や文化を知り人間の未来を考えるという内容でした。その中で現代は不安の時代となっており、それは身体のつながりではなく脳のつながり(情報交換)に時間を使っていることが要因であると知りました。また人間には独自の進化により白目があり、わずかな目の動きから相手の気持ちを読むことができ、相手に同調し共感できるのだと学び、患者さんのベッドサイドでの関わりの重要性を改めて実感しました。
また、VRで認知症の患者さんの見えている世界を体験し、「本当に虫がみえたり、他の人には見えない人がみえたりするので、それを否定されたらとても悲しいと思った」「今日の体験を活かして、認知症の方と話していきたい」と様々なことを感じ、考えた充実した1日となりました。
2年生が老年看護学の授業で高齢者体験を行いました。
この演習の目的は、
「高齢者の疑似体験を通して、高齢者の身体的変化を知り、その変化が高齢者の日常生活にどの様な影響をしているのかを知る。」
「加齢に伴う身体機能の変化を考慮し、環境調整や日常生活援助の在り方を考える。」です。
まずは、体験グッズを身に着けます。「どうやって着けるのかな?」「これを着けるとどうなるのかな?」と話をしながら着けていました。
体験グッズを身に着けたら、さっそく歩きます。「足元しか見えない」「歩きにくい」といった声が聞こえてきました。周りでクラスメイトが見守ります。
自動販売機でお茶を買います。「杖を持っといて」「100円はどこ?」「小銭多くて分からへん」「つかみにくいわ」と言いながらも、何とか買うことが出来ました。
歩行器を使って歩きます。「楽〜」「安定する」といった声が聞こえてきました。でも、ちょっとスピードが早すぎませんか?足が追いつかずヒヤッとする場面もありました。
畳で寝転びます。「膝が曲がらない!」「こける!」「怖い!」「どこを手伝ったらいい?」お互いが声をかけ合いながら、何とか寝ることが出来ました。
お箸を使います。なかなか掴めず「あ〜!もう!」と悪戦苦闘していました。
ぬり絵をします。「これ黄色?」と言いながら、白色のバナナが完成。ぶどうは、黒い色に・・
体験を通して「歩いている時に、後ろから急に話しかけない」「杖を置く場所をつくる」「布団よりベッドで寝転んだり起き上がったりしてもらう」「大事なものは黄色を使わないようにする」など、具体的な環境調整や日常生活援助が分かりました。また「体が重たくて動くことが辛いので、休憩がとれるようにする」「高齢者のペースに合わせて待つことが大事」など、高齢者の気持ちを考えて援助することも大事だと分かりました。
老年期は学生にとって未知の世界ですが、体験などを通して想像する力を養い、相手の気持ちを考えて看護できるようになって欲しいなと思います。
1年生が、特別講義を受講しました。講師は、京都府視覚障害者協会理事 松永信也先生です。松永先生は、専門学校や高校で特別講師・非常勤講師を務めておられます。
まずは、松永先生を教室へご案内しました。階段の初めと終わりに声をかけて案内をしました。
松永先生は、39歳までは働いていらっしゃいましたが、徐々に視力が低下して、見えなくなったそうです。視覚障害者の中でも、60歳以上で見えなくなった方がほとんどだと教えていただきました。
目を閉じて、自分の名前を書きました。全員が書けました。それは、全員が文字を知っているからです。習っていないと、文字を書くことができません。見えなくても、文字を知っていると、書くことができます。
視覚障害者にも、いろいろなタイプの方がいらっしゃることを教えていただきました。
人は、5つの感覚から情報を得ています。そして、情報の80%は目からだと言われています。目が見えなくなると、どのようなことに困るのでしょうか。
光が分からないので、朝が分かりません。そのため、松永先生の時計には工夫がされています。ボタンを押すと、現在の時刻が音声で流れます。最近では、AIを使用して、話しかけて時間を確認することもあるそうです。
バランス感覚はどうでしょうか。
まずは、目を開けて片足で立ちます。全員立つことができます。
次に、目を閉じて片足で立ちます。バランスが崩れてしまい、立っていることが難しくなりました。
アイマスクをつけて、教室や階段を歩きました。
介助者役は、段差や椅子の位置を伝えながら、誘導をしました。
目が見えない人が、どのようなことに困るのかを知る機会となりました。
今回の講義で、介助を受ける人が何を考えて何を求めているのか、考えてイメージすることが大切だと学ぶことができました。これは、看護師として患者さんの望みをかなえる時にも、大切なことです。これから患者さんやご家族の看護を行うときに、今回の貴重な学びを活かして欲しいと思います。
5月25日(土)今年度第1回目の学校公開を開催いたしました。当日は暑い中、たくさんの方々にご参加いただきました。
学校長のあいさつに続いて、副学校長より本校の教育方針・カリキュラム・実習施設・入試情報・奨学金などについて説明をさせていただきました。
その後参加者の皆さんには3つのグループに分かれて、看護体験に参加したり、在校生との交流していただきました。少しでも学校の様子や、実際に学ぶことを分かってもらおうと、本校の3年生と2年生が心を込めて説明をさせていただきました。
基礎看護学実習室では、血圧測定や点滴速度の調整など、自分たちも入学後ワクワクしながら学んだ基礎看護技術の一部を体験していただきました。
在宅母子実習室では、赤ちゃんの体重測定や、脈拍や呼吸の回数を測定する他、自宅で療養される方の看護の演習をする部屋の説明を聞いていただきました。
図書室では、授業で使うテキストや学校生活や行事の写真を見ていただき、本校での学生生活をイメージしていただきました。その他、参加者の皆さんからの質問にお答えしました。入試のことや高校で勉強しておくこと、入学してからの学習時間や臨地実習のこと、身だしなみのことなど、色々な質問がありました。
最後に、今年度初の試みとして、副学校長による模擬授業を行いました。内容は、基礎看護学の看護援助論Uという科目の中で学ぶ「フィジカルアセスメント」の一部(脈拍と呼吸)です。聴診器を用いて肺の音を聴いたり、血液に含まれている酸素濃度の測定をしたり、身体の中で脈拍を測れる動脈を触れていただきました。文字で見ると難しく感じる内容ですが、参加者の皆さんだけでなく保護者の方もご一緒に、大変興味を持っていただきました。
入学後、学習する内容は専門的ですが、授業で使用するモデル人形などの教材をそろえて、しっかり学習できる環境を整えています。
この後、希望者には「学生寮の見学」と「京都桂病院看護部の紹介ビデオの視聴」をしていただき、当日のプログラムは終了となりました。
今後も学校公開・説明会の開催を多数予定しております。今回お越しいただけなかった方も、次回はぜひご参加ください。
4月下旬に一年生の宿泊研修が行われました。場所は学校から電車で1時間ほどの温泉宿泊施設です。入学して初めてのイベントとなるこの合宿では、看護における人間関係の理解やコミュニケーションに関する基本的なスタンスについて学びを深めます。
到着後はさっそく宿泊施設の講習室で講義です。大阪府立大学大学院 人間社会学システム研究科の川部哲也先生より『看護における人間関係について、体験的に学ぶ』というテーマのもとご指導いただきました。
真剣に取り組み、様々な発見ができました。川部先生のお人柄もあり、グループワークが進むにつれ学生の笑顔が増え、ワークを楽しむことができた様子です。
たくさん頭を働かせた後は、楽しみにしていた食事です。旬の食材を使用した懐石料理をいただきました。
夕食後は自己表現の時間です。自分の特技や好きな事を自由に表現できる時間です。この日の為に各自準備してきました。
空手の型を披露する学生、出身地を見事にプレゼンテーションする学生、野球の審判の資格を活かし用具の説明をする学生、柔らかい身体で見事なヨガの姿勢を披露する学生、優雅な所作でお茶をたてる学生、学校では見られない素敵な表情を見ることができました。
2日目は近くにある体育館で体を動かす時間です。
バドミントン、卓球、バレーボール、今年からバスケットボールも取り入れました。皆で楽しく良い運動になりました。
2019年度生です。よろしくお願いします。
満開の桜の下、4月3日(水)本校多目的室におきまして、多数のご来賓、ご家族のご臨席のもと、「2019年度 入学式」を行いました。
式典は石坂学校長による入学生認定で始まり、その後、学校長と京都社会事業財団会長をはじめとする来賓の方々からの励ましのお言葉を頂きました。
学校長式辞(抜粋)
「今日入学式を迎えられた皆さんは、入学を果たしたという思いで、いささかほっとされているかもしれません。しかし、ここで、皆さんに三つのことをしっかりと心にとどめていただきたい。
一つは、本校で過ごされる3年間は、決して長い時間ではないということであります。皆さんが学業を達成するためには多大な努力を必要とします。皆さんが看護師になるという目標を、3年後には必ず達成するべく、自らを律し、勉学に励んでいただくことを願っています。
もう一つは自ら考える力をつけていただきたい。医療現場でのさまざまな問題に適切に対処していくために、ものごとを主体的に考え、責任をもって工夫できる力が要求されます。自分で主体的に考え学習する力もこの3年間で身につけてください。
最後は、人間として、成長していただきたい。皆さんは本校で、看護や医学の知識だけではなく、人間に対する豊かな感性を養い、それを基にして行動できる人間になれるよう、自らを成長させていただきたい。」
その後、入学生代表が力強く入学生宣誓を行いました。
入学生宣誓(抜粋)
「これから様々な人との出会いの中で、相手に対する思いやり気持ちを大切にし、良い人間関係を築いていけるよう、また、勉学においても切磋琢磨し、共に成長できるように励んでいきたいと思っております。どうか、校長先生をはじめ諸先生方、先輩方には、ご指導よろしくお願いいたします。」
今年度看護学生としての新たな一歩を踏み出した女性31名、男性8名の入学生は今後、看護師になるという目標に向け、知識・技術の修得に励みます。
穏やか陽気に包まれた2019年3月1日(金)、2018年度 卒業式を挙行いたしました。多数の御来賓の方々やご家族、在校生に見守られ、本校の全課程を修了した39名の卒業生が式典に臨みました。
卒業証書授与に続く学校長式辞では、3月に退任する若園学校長が、卒業生に学校長として最後の式辞を贈りました。
学校長式辞(抜粋)
「皆さんはこの3年間看護師になるために集中して努力をされてきたことと思います。また、3年前に比べてずいぶん人間的にも向上されたことと思います。多くの医学知識や看護知識を吸収されたでしょうし、実際の医療現場で自分のことではなく、患者さんの身になって考えることや、患者さんに理解してもらうことが、どれほど難しいことか、また、やりがいがあるかを見てこられたと思います。
しかし、他方では皆さんを支えるために家族や教職員や医療現場スタッフや患者さんたちがどれだけ寛容な心をもって温かく皆さんを見守ってきたかということも是非、覚えておいていただきたいと思います。
そして、患者さんに実際に接するときには、その寛容さを思い出していただいて、患者さんの立場もよく理解し、是非、質の高い看護を提供していただきたいと思います。さらに、医療は日進月歩ですので、看護師免許を取得してからも常に新しい知識の吸収も必要です。また、患者さんとの会話力の向上、あるいは洞察力の向上も必要だと思います。常に患者さんの立場を理解することを忘れないでください。
今、皆さんはすばらしい看護師になるというスタートラインに立っています。医療の質・看護の質の向上をひとつの大きな目標に据え、人を看護するというすばらしい職業を通じ、自分自身も成長しながら今後の人生を豊かに過ごしていただきたいと願います。」
式典を締めくくる「蛍の光斉唱」では涙ぐむ卒業生の姿も見られました。その後、参列者の拍手に送られ、卒業生は思い出の学び舎を後にしました。
3月22日 第108回看護師国家試験の合格発表があり、本校受験生全員が合格いたしました。おめでとうございます!
国試担当教員より受験生の皆さんへ
3年間ご指導、ご支援くださいましたご家族や関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
1年生では、専門基礎分野として、解剖生理、生化学、疾病論、治療論、健康障害と生活、保健医療論を学びます。今回は、『健康障害と生活』のプロジェクト学習について紹介します。
プロジェクト学習は講義形式の授業と違い、学生自ら学んでいく力を身につけるための授業です。学生たちは『心筋梗塞』『腎不全』『クローン病』『糖尿病』『肝硬変』『大腿骨頸部骨折』『白血病』『COPD』 のグループに分かれます。
グループに分かれて、その疾患を理解する為に、解剖生理、臓器の正常な機能や性質、疾患によってどのような機能が障害されるのか、疾患によって生活にどのような影響を及ぼすのか、自ら調べます。前期に解剖生理学を学習していますが、分からないことは再度図書室に来て、みんなで調べていました。
他の学生が理解しやすいように、内容をまとめます。準備中に悩んだ時や行き詰った時は担当教員に相談しアドバイスをもらいます。
学生が熱心にアドバイスをメモしています。
パソコン操作はお手の物!グループ全員で一生懸命取り組んでいる姿がみられました。
そして発表の日、聞いている人が理解しやすいようにさまざまな教材を使用していました。
この発表をするまでの大変さは身を持って体験しています。聞く方も熱心に資料に目を通し、真剣さが伝わってきます。
途中、質疑応答も盛んにおこなわれました。
大変なことが多かったと思いますが、分からなかったことが自ら学習したことにより分かった楽しさ、限られた時間の中でみんなで協力する大切さや学習する姿勢を学べた授業だったと思います。2月に控えた基礎看護学実習でもこのような姿勢を大切にしていってほしいと思います。
2018年12月15日(土)、毎年恒例の「京都桂病院クリスマスコンサート」が京都桂病院外来ホールにて開催され、本校の1年生が参加しました。
多数の観客の拍手に迎えられ、キャンドルライトと共に登場した学生はハンドベルの演奏を披露。会場の注目をあびます。
元気いっぱいの自己紹介の後、自分たちで振付を考えたダンス、クリスマスソングを次々に披露し、会場を大いに盛り上げました。
次回の「京都桂病院クリスマスコンサート」にも本校学生が出演の予定です。若さあふれる学生の演目を、是非ご覧下さい。
11月1日体育祭
今年の体育祭では全員が楽しめるよう様々な種目を取り入れました。二人三脚、華のステージ、綱引き、ドッチボール、バスケットボール、リレーなど懐かしい種目もあり、大変盛り上がりました。
楽しみながら全力で二人三脚
競技種目は、華のステージ。小さな板に17人も乗れました。
初めてやったけど楽しかった!!!
お昼休憩挟んだのでエンジン全開!
懐かしい綱引き。思ったよりもしんどかったです…
この時には全員足がパンパンでした。
最後にリレーをしました。やっぱりリレーは盛りあがるなぁ!!!総合優勝は、リレーで逆転した紅組でした。
「しんどかった。」「もう動きたくない」という声も聞かれましたが、見渡す限り、笑顔で溢れていた体育祭だったと思います。勝ち負けも大切ですが、みんなで協力し、支え合ったこの時間は学生の時しか味わえないもので、一生の思い出です。
皆さん本当にお疲れ様でした!! !! !! !! !! !! !! !! !! !! !!
11月2日 文化祭 朝8時半にまずパシャリ!!
1年生と2年生が協力し合って食べ物コーナーと遊びコーナーを設けました。豚汁、カレーなど、どのグループも工夫されていてとても美味しかったです。学生だけでなく、実習施設や地域の方々にも来ていただき、大変盛り上がりました。
みんな楽しそうです。
午後からはコンテスト大会を行いました。毎年恒例の写真コンテストを含め、チラシコンテスト、カラオケ、自由出し物、食べ物当てコンテスト、ラムネ早飲み、女装コンテスト、「箱の中身はなんだろな」など行いました。普段見ることができないような姿を見ることができて楽しかったです。
2日間本当にお疲れ様でした。学年を交えて交流することで多くの人とコミュニケーションをとることができました。先輩後輩関係なしに楽しめてよかったです。みんな笑顔で最高の学校祭でした!! !!
1年生が、バイタルサイン測定の演習を行いました。
学校のすぐそばにある施設で、高齢者の方々に体温・脈拍・血圧などを測定させていただきました。たくさんの高齢者の方が来てくださいました。
高齢者の方とコミュニケーションを図りながら測定をします。
血圧がきちんと測定できているか、教員が一緒に確認をしました。
血圧の音がきちんと聞けるよう、静かに待ちます。待っている間「手が冷たくないかな」と高齢者の方に触れる手を温めている人もいました。
とても緊張していましたが、みんな無事にバイタルサイン測定を行うことができました。ご協力して頂いた高齢者の方や施設の方々に感謝して、これからも技術を磨いていって欲しいです。
台風の影響で延期となった基礎看護学実習Tが9月上旬に行われました。初めての実習ということもあり、オリエンテーションを受ける表情からも緊張感が伝わってきます。
学校出発を待つ間、「緊張して眠れなかった」「初めての実習楽しみ」「待ち遠しかった」などの声が聞かれました。初めての実習に対する思いは一人一人それぞれ違うようです。
当日はあいにくの雨でしたが、実習地の京都桂病院までは傘をさして歩いて5分くらいで到着します。
学校の周囲には多数の施設があります。道中は、話し声が響いて迷惑にならないよう説明をしていますが、きちんと守ることができていました。これも看護学生の自覚をもつ行動の一つですね。
病院に到着後まず始めに看護部長さんの研修を受けます。京都桂病院の概要と、病院の中にある部署の役割や機能について学びました。みんなの表情は真剣そのものです。多くの学生が頂いた資料やメモ帳に大事なことを書きながら聴講していました。
研修の後は、グループに分かれて科長さんや係長さんの案内で院内を見学し、午後からは各病棟で看護師さんの後ろについて患者さんの療養環境や実際の看護を見学し、学ばせていただきました。見学後は、指導者さんにも同席していただきカンファレンスを行い、学びを共有することができました。
後日、各グループで、学んだことをまとめるラベルワークをしました。
ラベルワークの後は、各グループでまとめたことを、発表し学びを共有します。
発表することが聞いている人に伝わるよう、各自タイトルを考え、関連性がある物には矢印などをひき、発表資料にも工夫が見られました。
看護師は多職種との連携が必要とされるため、他者の意見を聞き理解する力、相手に分かりやすく伝える力が必要であり、カンファレンスやグループワークはそのための訓練ともいえます。
今回は、初めて学校の外での学ぶ機会が与えられ、多くのことを吸収することができました。一日一日を大事に、学びを積み重ねていってほしいと思います。
第11回 Home Coming Dayを開催しました。
「看護職定着事業」の一環として、卒後1年目の看護師を対象に、毎年行っています。
この日は、卒業生を初め1年目の看護師さん29名が来てくれました。
大阪府立大学大学院 人間社会システム科学研究科 臨床心理学士・博士(教育学) 准教授 川部 哲也先生を講師に迎え、参加者が日々の仕事場面などを振り返り、劇をしました。
まずは、劇のシナリオを作成します。
新人看護師役、先輩看護師役、親や同期などになりきって演技をしました。
シナリオ作成や寸劇を通して、多くの1年目看護師が感じていた不安な思いや、同期がいる心強さ、そして日々教えてもらっている先輩看護師さんたちへの感謝の気持ちを、グループメンバーと共感することができました。
みんな同じ思いで頑張っていることが分かって、少しほっとできたかな。沢山の笑顔が見られました。
劇の後は、茶話会です。
久しぶりに会った同級生とも、沢山話ができてリフレッシュになりました。卒業生でない方も沢山来て下さり、ありがとうございました。
今回の会が、リフレッシュして前向きに頑張れる力、看護師を続ける力に繋がりますように。
2年生が、「メンタルヘルス講座〜メンタルヘルスの基礎知識〜」を受講しました。
看護専門職として、必要な知識と品性を身につけ、社会に貢献するための教養を養うことを目的として、
一般社団法人 カウンセリングルーム Big Smile
産業カウンセラー・キャリアコンサルタント 大槻久美子 先生 の
特別講義を受けました。
ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあり、良いストレスは達成感が得られて成長を促す作用がある事を知りました。また、ストレスの対処法として、相談することの大切さも学びました。
楽しいおしゃべりが、ストレスの対処法になります。
言葉だけで自分の思いを伝える難しさを知りました。
そして、より良いコミュニケーションの方法を学ぶことができました。
これから、心も健康な看護師を目指して頑張って欲しいと思います。
5月26日(土)今年度第1回目の学校公開を開催いたしました。早い時期の開催にもかかわらず、今年受験を考えている方やその保護者の方など、多数の皆さんにご来場いただきました。
最初に副学校長より学校の概要、カリキュラム編成、臨地実習等の説明、学生生活の紹介等が、パワーポイントを使用し詳細に行われました。
その後、参加者は3つのグループに分かれ、看護体験(2会場)と学生への質問コーナーに順次参加してもらいました。
看護体験会場ではシミュレータ等の機器を手にしていただき、体験していただくことができます。
質問コーナーでは、参加者の疑問や不安に感じることに学生が直接お答えします。また学校生活や行事の写真、授業で使うテキストをご覧いただき学生生活をイメージしてもらいました。
当日、看護体験と質問コーナーで参加者の皆さんの対応をさせていただいたのは、本校の3年生と2年生です。実習や授業で毎日忙しい中、わかりやすく説明できるよう頑張ってくれました。
短い時間ではありますが、この学校公開が、参加された方々が本校及び看護職に興味を持っていただく機会になりましたら幸いです。
今後も学校公開・説明会と順次開催していきますので、是非ご参加下さい。
5月初旬、1年生が初めてユニフォームに袖を通しました。
この日を楽しみにしていた学生も多かったようで、みんなとても嬉しそうです。
安全面や感染予防、身だしなみの観点から、髪型や爪が長くないかなど、整えてから演習に入ります。
ユニフォームを着て初回の演習はシーツ交換です。この日は応用編の臥床患者のシーツ交換を行いました。学生が患者役になり、練習します。
最初は、しわやシーツのずれが目立ちますが練習を重ねるごとに上手になり、手際よく行えるようになります。
看護技術は練習あるのみ。放課後には多くの学生が自己練習に残っていました。これからも切磋琢磨し技術を身につけて欲しいと思います。
入学して初めてのイベントである1年生の宿泊研修が、4月下旬に行われました。この宿泊研修は看護における人間関係を理解し、コミュニケーションに関する基本的なスタンスを学ぶことを目的にしています。
研修場所は学校から電車で1時間ほどの温泉宿泊施設で行われます。きれいなエントランスロビーと、笑顔の素敵なホテルの方に出迎えられ、気持ちも高まります!
到着後はさっそく宿泊施設内の広い講習室を貸切り、コミュニケーションについての講義を受けました。
講師に大阪府立大学大学院 人間社会研究科 川部哲也先生をお招きし
「看護における人間関係について体験的に学ぶ」というテーマのもとご指導いただきました
川部先生のお人柄もあり、最初は緊張気味であった学生にも笑顔が見られ、グループワークを行ううちに、どんどん会話は増えました。
たくさんのワークで頭を働かせたあとは、待ちに待ったお食事!旬のたけのこや新鮮な魚介を使用した懐石料理をいただきました。美味しいものを食べると自然と笑顔がこぼれ、会話も弾みます。
夕食後はこの日のために各自用意してきた自己表現の時間。得意なこと、好きなものをみんなの前で披露していきます。演奏するときの真剣な表情、好きなものを紹介する時のいきいきとした顔、いつもとは違ったところを発見できました。
2日目 朝食バイキングでお腹いっぱい食べた後は、近くにある体育館で体を動かします。
あっという間の1泊2日の宿泊研修でしたが、終始、和やかな雰囲気で過ごせ、コミュニケーションについて多くのことを学び、仲間との親睦を深めることが出来ました。これから3年間、切磋琢磨して学んでいきたいと思います。
2018年度生です。よろしくお願いします。
麗らかな春の日差しにつつまれた4月4日(水)、2018年度入学式を執り行いました。
女性33名、男性5名の入学生は学校長による入学生認定を受け、看護学生としての新たな一歩を踏み出しました。入学生は多くの御来賓や御家族に見守られながら、看護師になるという目標に向けて、決意を新たにしました。
学校長から入学生へのメッセージより
「ナイチンゲールも『看護を行う私たちは、人間とは何か、人はいかに生きるかをいつも問いただし研鑽を積んでいく必要がある』と述べておりますように、看護を行う上で最も重要なことは、人を理解することであると考えております。
いろいろな視点から個人の個性や生活環境などを含めて理解することが重要です。自分以外の人の立場や気持ちを理解し、対象となる相手に対して可能なことはできるだけ協力し、しかし、だめな事はだめと理解をしてもらうような力も身につけていただきたいと考えています。
本校教職員一同、きめ細かく大切に皆さまの成長を見守り支援したいと考えております。」
入学生は今後、講義・演習・実習を通じて知識・技術の向上に励み、3年後の看護師国家試験の合格を目指します。
3月26日、第107回看護師国家試験の合格発表があり、受験生35名全員が合格いたしました。受験生の皆様、おめでとうございます!
ご指導いただきました関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
3月2日(金)、本校多目的室にて2017年度卒業証書授与式を開催致しました。
3年間で99単位3060時間に及ぶカリキュラムを修了した34名の卒業生は、教員と来賓、そして家族の見守る中、式典に臨みました。
参列者全員で校歌「学び舎(まなびや)」を斉唱し式典は幕を開けました。その後、学校長が卒業生全員に卒業証書を授与し、卒業生を祝福しました。
続いて来賓を代表して、京都社会事業財団 会長と京都桂病院 看護部長よりお言葉をいただきました。
看護部長は祝辞にて
「今後、ますます高齢化社会が進行し看護師に求められる役割はさらに広がる中、皆様にはこうなりたいという思いをしっかり持った自律的な人材であろうと心がける人になってほしいと思います。
そして皆様の先輩としてのアドバイスとして、医療の現場は対人間の職場であり、やる気を失い落ち込む要素が多々ありますが、失敗しないためにはどうすればよいかを建設的に考えられるようセルフコントロールを身につけることも重要と思います。
これからの医療の現場で経験するすべてのことに無駄なことはありません。それぞれに意味を見出し、自分の糧として蓄え大きく成長していって下さい。」
と、卒業生にエールを送られました。
在校生代表からはこれまでの感謝をこめた送辞と記念品が贈られました。
卒業生代表による答辞では教職員・実習施設の指導者・在校生・家族等お世話になったすべての人への感謝が述べられました。
最後に参列者全員で「蛍の光」を斉唱し、卒業生は会場を後にしました。
1年生の後期には『健康障害と生活』という授業があります。
今回はこの授業についてご紹介します。
『健康障害と生活』の授業は「解剖生理学を踏まえた疾病及び治療の理解を深め、生活している一人の人間に起こる現象として捉えることができる」という目的のもと行われます。
これまでの講義形式の授業とは違い、学生が自ら学んでいく力を身につけるためプロジェクト学習を取り入れた授業です。
学生たちは、「慢性閉塞性呼吸障害」「心筋梗塞」「クローン病」「肝硬変」「大腿骨頸部骨折」「腎不全」「糖尿病」「白血病」の8疾患ごとでグループに分かれ、健康を障害する疾患について、疾患が生活にどのような影響を及ぼすか、そもそも病気になる前の健康な臓器の機能や解剖とは?を自ら調べ、学んでいきます。
前期に学んだ解剖生理学の授業を思い出しながら、自分達で学びを進めていくのですが・・・。あまりに膨大な学習内容や初めから学んでいく学習形態に、「どこから手をつけたらいいの?」「何を勉強したらいいの?」「自分たちでどうしたらいいの?」「時間がない!!!」と最初は戸惑っていた学生たち。しかし、グループワークを重ねるごとに「分かった!!」の声が増え、「自分たちのグループ以外の人にも分かるように発表したい!」と力をつけていきました。
そして迎えたプレゼンテーションの日。15分という限られた時間内でどうすれば皆に分かりやすく伝えられるか、を考えて様々な方法でプレゼンテーションが行われました。質疑応答も盛んに行われました。
自ら学ぶことやグループワークを進めていく難しさもあったと思いますが、みんなで学ぶことの楽しさも感じてくれたと願っています。
成人看護学・緩和ケアの授業の一環で薬師山病院の見学に行きました。
まず見学に先立ち、緩和ケア認定看護師さんの講義をうけました。
ホスピスとは、どんな所なのか、緩和ケアの実際と看護師の役割について学びました。実際の事例を示して説明され、患者さんやそのご家族の苦痛に寄り添うことの大切さについて、考える機会となりました。
院内を見学させていただきました。
個室は壁が落ち着いたピンク色で、窓が広く、木々の緑がよく見え、おうちにいるような、広くて暖かい雰囲気のお部屋でした。
音楽療法にも参加させていただき、一緒に歌を歌いました。
患者さまからのリクエスト曲、童謡、歌謡曲などを音楽療法士さんがピアノで演奏し、心穏やかなひとときをすごしました。
「人として、尊重するとは」について、グループごとにディスカッションしました。
看護として大切なことは、相手に関心をよせること、どんな時でも相手を想って側にいることの大切さを学びました。
学校祭を11月1日、2日に開催しました。
○11月1日 文化祭
テーマは「絆」です。
午前の部は、映画鑑賞と模擬店を出しました。
上映作品は「孤高のメス」と「余命一ヶ月の花嫁」の2本です。
映画は医療に携わる内容で、勉強への意欲が高まりました
模擬店は、輪投げ、ストラックアウト、射的を出店しました。
射的の割りばし鉄砲は自治会の自信作です。
フォームは完璧! 真剣!です
普段、話す機会が少ない他学年とも文化祭を通じて交流をすることができました。
午後の部は、学校祭恒例の学生図書委員会主催「写真コンテスト」の表彰式とビンゴ大会です。
「写真コンテスト」は87枚の応募写真の中から「人気投票 No.1」
「学校長賞」「学生図書委員会賞」など15名が表彰されました。
表彰者の名前が発表されると大歓声があがります。
受賞された皆さん、おめでとうございます!
最後はビンゴ大会で大盛り上がりでした。
加湿器やスタバカードなどの豪華賞品獲得のため、みんな燃えました!
○11月2日 体育祭
体育祭では、二人三脚、しっぽとり、ドッヂボール、バスケットボール等様々な種目を行いました。最後に行ったリレーは、大変盛り上がりました。見事、総合優勝を勝ち取ったのは2年赤組でした。
準備OK! やる気満々!
1年生の本気プレーに2年生はタジタジでした…
4チーム対抗リレーは燃えました。「楽しかったあ!!」
運動が得意ではないと不安そうにしている学生もいましたが、体育祭を通して、勝ち負けを重要視するのではなく、チームで支え合うことの大切さを知りました。充実した2日間でした!
月経時の気分不快や疼痛で困っている学生のために、自由参加を募り、皆で音楽を聴き、リラッスしながら楽しく体を動かしました。
月経が原因で、大切な講義を休んでしまうことがないように、日々の生活に体操を取り入れてみましょう。無理のない様ゆっくりと体をほぐします。
おなかや背中がじんわり暖かくなって、気分もなんだかスッキリ。自分のからだを大切にすることも学べたかな。これなら、友達にも教えてあげられるよね。
7月7日(金)1年生が入学後はじめての臨地実習に行きました。
初めての実習は1日だけの実習ですが、隣接する京都桂病院で行います。この実習では患者の療養環境や看護師の活動を学んできた1年生が、実際の療養環境や看護師の活動を見学しながら学ぶ実習になります。
午前中は京都桂病院の林看護部長から病院の概要について説明を受け、その後少人数のグループに分かれて病院内の見学へ向かいます。
午後からは少人数のグループに分かれて、配属された病棟でシャドーイングの実習です。病棟の看護師とともに行動し、看護の実際を見学して肌で感じ取ることができます。学生からは「単に看護師の行動を見るだけでなく、『この場合はどうしたらいいだろう』と自分も考えることができた」や「学校で習ったこと、実習で習ったことを分けて考えるのではなく、学校と実習で習ったことを絡めて考えることが大切」など、学生個々に様々な学びをすることができました。
そして後日、個々の学びや体験をクラスで共有しました。
自分が体験しなかった学びや同じ体験をしても気づいた点が違ったりと、クラスで共有することで学びの幅は広がります。
3月には、患者さんに初めて看護援助を行う実習が始まります。
今回の学びを土台に日々の学習を進めて欲しいと思います。
7月15日、3年生が学会に参加しました!!
本校では、「自ら問題意識をもち、研究的な視点で看護を探求することができる」看護師像を目指し、毎年3年生が学会に参加しています。今年は、日本看護診断学会が主催する「第23回 日本看護診断学会学術大会」に参加しました。
今年は、患者像をつかむため、毎日の実習の中で学生が一番苦労し取り組んでいる看護診断をテーマです。
日々悩みながら取り組んでいるテーマなだけに、講演の内容は日々の悩みを解消するものであったと思います。夏休み明けに再開する実習で、この学習の成果を発揮してくれると思うと楽しみです。
看護を学び始めた1年生の授業が始まって早3か月が過ぎました。本校では、隣接する京都桂病院から医師や専門看護師にお越しいただき、1年生の時から日々の授業で専門的な知識やより実践に近い看護を学んでいます。
今回はその一つの授業をご紹介します!!
ここで1年生が学んでいるのは「解剖生理学V(腎、泌尿器、生殖器)」の授業です。解剖生理学とは、人体の構造と機能について学ぶ科目です。今回の授業は、京都桂病院 腎臓内科の先生から腎臓の形や働きなどの基本的な知識を学びました。
この日は先生が病院から超音波(エコー)検査の機器を持参され、実際に腎臓の大きさや場所を見ました。学生は初めてみる機器に興味津々でした。先生の『あれ?腎臓小さいな〜』という言葉に学生は『へ〜』っと機器の画像を見入っていました。目の前で機器をあてられている姿から、きっと腎臓が体のどこにあるのか再確認して覚えられたはずです。
教科書を読むだけでは、なかなか覚えられないことでも、実際に見たり聞いたりすることで、印象に残り学びに繋がります。1年生にとってはとても貴重な経験となりました。
1年生が入学して初めての大きな行事である一泊研修が4月に行われました。京都駅からほぼ1時間、宿泊施設に到着し、早速、研修が始まります。その少し前にワイワイガヤガヤしながら、気持ちを落ち着かせています。
「看護における人間関係について、体験的に学ぶ」というテーマで講師からレクチャーを受けます。
グループワークを通じて、人と心をつなぐことの大切さを体で学びとっていきます。
合宿なのに豪華な夕食でビックリの学生たち。楽しいひとときです。
全員で行う“自己表現”の時間です。1人2〜3分間で自分を自由に表現します。出身地の紹介や特技など、個性があり、あっという間の2時間でした。
2日目は、思いっきり体を動かしました。
バレーボールに、卓球、バドミントン、そして、全員リレーも行いました。少し疲れもありましたが、身も心もリフレッシュしました。
私たちが2017年度生です。よろしくお願いします!
5月27日(土)今年度第1回の学校公開を開催しました。当日は天候に恵まれ、多数の皆様にご来校いただきました。
まず最初に、副学校長より本校の教育理念、カリキュラム・実習施設・入試情報・奨学金等について説明をさせていただきました。
本校の目指す「人間力を育てる教育」については、社会で求められている(社会人基礎力)を例にあげ具体的に説明を行いました。
その後、参加者は会場を移動し、基礎看護実習室・在宅母性小児看護実習室にて各種教材・シミュレーター等の説明と看護体験、図書室にて学生への質問コーナーに参加していただきました。
各会場では3年生を中心とした本校の学生が説明を担当しました。
学生の説明を聞いていただいた後に、参加者が実際に教材に手を触れて看護の体験を行いました。
質問コーナーでは学生が直接、参加者の質問に答えます。入試・勉強・学生生活などの質問に、学生の視点でお答えしました。
この後、希望者に「学生寮の見学」と「京都桂病院看護部の紹介ビデオの視聴」をしていただき当日のプログラムは終了となりました。
学校公開は、本校の特徴・雰囲気等に直に触れて頂ける貴重な機会です。7月以降も学校公開・説明会と順次開催していきますので、是非ご参加ください。
4月5日(水)2017年度の入学式を行いました。
緊張した面持ちで入場した新入生43名の名前が読み上げられ、学校長より入学が認定されました。
学校長式辞では、
と、新入生への期待を込めて激励の言葉を贈りました。
式典には、たくさんのご来賓やご家族の皆様がお越しくださり、お祝いの言葉をいただきました。
在校生代表の歓迎の辞では、
「困った時には、私たちに遠慮なく話しかけてください。
共に学んでいきましょう」とあたたかいエールが贈られました。
続いて、新入生代表は、
「患者さんや家族の方々に少しでも安心して医療を受けていただけるように、私たちは、ここで専門的な知識・技術と豊かな人間性を磨き、自分の理想とする看護師像に近づけるよう一生懸命努力していきたいと思います」と決意を述べました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。教職員一同、皆さんと学べることを楽しみにしています。何かありましたら、どうぞ、声をかけてください。これからの学校生活が有意義なものになるよう切磋琢磨していきましょう。
良く晴れた2017年3月3日(金)、「2016年度卒業証書授与式」を行いました。式典は多数の御来賓・御家族の方々の参列のもと、盛大に執り行われました。
式典では卒業生ひとりひとりに、若園 学校長より卒業証書が手渡され、その後、学校長及び来賓の方々より、心のこもったお祝いのお言葉をいただきました。
在校生代表からは、先輩たちへの感謝を込めた送辞が送られました。
「先輩方の元気に実習先に向かわれる姿や一生懸命勉強している姿に勇気をいただきました。……私たち二年生も先輩方のようにより良い看護を目指して残りの一年間を日々精進して行きたいと思います。」
続く、卒業生代表による答辞では、お世話になったすべての方への感謝とお礼の気持ちが込められました。
「時には自分の選んだ道は本当に正しかったのかと思う日もありました。しかしそんなときに、共に悩み、考え、励ましてくれたのは仲間であり、先生方や指導者さまであり、家族でした。皆様のおかげで、辛いことも乗り越えられ、今日という素晴らしい日を迎えることができました。」
式典の最後を卒業生による斉唱でしめくくり、卒業生は、思い出の詰まった学び舎を巣立って行きました。
2016年12月17日(土)、毎年恒例となりました「京都桂病院クリスマスコンサート」に本校の1年生が参加し、入院患者さんや地域の皆さんに歌と踊りのパフォーマンスを披露しました。
コンサートのオープニングを務め、キャンドルライトとともに入場した本校学生は、この日の為に自分たちで考えた若さあふれる演目を披露し、会場の注目を集めました。
クリスマスソングに続いて披露したのは意外なことに演歌の熱唱。ご年配の方にも一緒に楽しんでもらえるようにと学生が選曲しました。最初は遠慮がちだった会場の皆さんも、学生のパワーあふれる歌のおかげで徐々に盛り上がり、最後には「アンコール」の声も飛び出す盛況さとなりました。
「京都桂病院クリスマスコンサート」は本校に隣接する京都桂病院にて毎年12月の第3土曜日に開催されています。看護学生のパフォーマンスの他にも多数の催し物で皆様のお越しをお待ちしております。ぜひお越しください。
11月2日、4日に学校祭を行いました。1年生2年生が協力して楽しい行事となりました。
文化祭では様々な模擬店を出し合い、学生同士だけでなく、地域の方との交流を図ることが出来ました。
ベビーカステラはオリジナルレシピで、とてもおいしかったです。
中庭の様子です。各グループがここで作ったものを販売しています。
貴重な男子学生とも仲良く過ごしています。
1年生は初めての学校祭!ドキドキでしたが楽しむことが出来ました。ジューシーなフランクフルトいかがでしょうか〜?
学校祭恒例の写真コンテストの表彰式も行われました。
受賞されたみなさん、おめでとうございます!!
体育祭ではドッヂボールとバレーボールをしました! 1・2年生関係なく皆真剣勝負です!
試合をするにつれて、1年生2年生との間にチームワークが生まれました〜!
久々の運動はとってもきもちいいでーす!
学年対抗リレーの第一走者! 1位のチームには豪華景品が贈られました。
学年対抗リレーは1年生の勝利!! おめでとう! リレーのMVP走者です。お疲れさまでした!
最後は仲良く全員集合〜!! 楽しかったぁ!!!
基礎看護学 看護援助論U(フィジカルアセスメント)の授業で1年生がバイタルサイン測定を行いました。
呼吸、脈拍、体温、血圧の観察と測定を実施し、正確な値が測定されているか、模擬患者さんにどのくらい気遣いができているかを臨床看護師が確認しました。
「練習をたくさんしたにも関わらずとても緊張しました」
「臨床へ早く出て、たくさんの患者さんに出会いたいと思いました」
「一生懸命取り組んでいる姿を見て学生時代を思い出しました。実習で成長した姿を見てみたいなと思いました」
「素晴らしい看護師さんになられることでしょう。頑張ってください」
「学生さんは緊張しておられたようで、それがこちらにも伝わりました。いろいろ場数を経験されて、親しみやすい腕の良い看護師さんになっていただきたいと思います」
〜あたたかい励ましの言葉をたくさんいただきました〜
夏休みが終わったと同時に、3週間の実習<基礎看護学実習U>に行ってきました。
2年生の前期に学んだ「看護過程」を実際の患者さんに活用して、一人ひとりの患者さんに個別性のある看護を実践できるように頑張りました。
授業とは違い、患者さんの情報を電子カルテや患者さんとのコミュニケーションを通して自分で収集していかなくてはならず、たくさんの情報の中から看護に必要な情報は何かを悩みながら収集し、一つひとつの情報の意味を考えながらアセスメントしました。
看護計画を立案してからは、計画に沿って実践を行いましたが、計画通りに行うことの難しさと、患者さんにあった計画でなければ実践できないことを日々実感し、記録を書きながら修正を行いました。
教科書通りの患者さんはいない。だからこそ難しくもあり、やりがいもある。「私の受け持ちの患者さん」のためにできることを考え、一生懸命に関わり、期待される成果を達成できた時は、本当に嬉しく患者さんと共に喜べた充実感は忘れられません。
専門分野Uの実習までに、もっと学習して患者さんに良い看護が提供できるように頑張りたいと意欲満々です。
8月2日(火)に卒後1年目の新人看護師を対象とした「ホープの会 〜Home Coming Day〜」が開催されました。
今年のテーマは、「職場における人間関係について」でした。講師には川部哲也先生(大阪府立大学大学院 人間社会システム科学研究科)をお迎えし、自分たちの過ごした職場での4か月で「どのような体験をしたのか」を振り返りました。1年次の宿泊研修の時にも川部先生の研修を受けていましたので、懐かしい気持ちと安心感で、楽しく心理劇の物語を考え、脚本を作成し発表を行いました。
「何故ストレスが生まれるのか。そこには物語がある。」それをグループで共有し、すべてのエッセンスを詰め込んだ脚本を作成し、心理劇を行いました。その中でストレスの要因や対処方法を考え、共有することができました。
茶話会では、美味しいお菓子を食べながら、懐かしい学生時代の話や今頑張っていることを語り合い、リフレッシュした笑顔を見せてくれました。一つひとつの経験を大切にして、たくましく成長してくださいね。私たち教職員は、いつも頑張っている皆さんを応援しています!
この体験は、高齢者の身体機能がどのように変化しているのか、その変化が日常生活にどのような影響を及ぼしているのかを知ってもらい、高齢者に必要な援助の在り方を考えてもらう授業です。
手足に重りを付けたり、腰が曲がった状態になる道具を身に付けます。
眼鏡をかけると、黄色がかって見えます。細かな作業がしにくく、お箸を使うのも一苦労です。
階段では「足があがらない」「足元が見えなくて怖い」と、恐る恐る歩いていました。
寝転んだり、立ち上がったりも、一人ではできず、「ちょっと助けて」「どこを支えたらいい?」と、声をかけあいながら、協力して行っていました。
体験した人、そばで助けてあげた人から、それぞれ「よっこいしょって、なる気持ちが分かった」「床に落とした物を拾うのは大変」「ちょっとした気遣いができるように、気をつけたい」などなどたくさんの気付きがありました。
5月28日(土)今年度第1回目の学校公開を開催いたしました。
当日は、生憎の雨模様にも関わらずたくさんの方々にご来場いただきました。
学校長のあいさつに続き、副学校長より本校の教育方針・カリキュラム・実習施設・入試情報・奨学金などについて映像資料を用いて説明をさせていただきました。
その後、参加者は数名ごとのグループに別れ、看護体験と質問コーナーに参加していただきました。どちらのコーナーも説明を担当するのは本校の在学生たちです。
看護体験のコーナーでは授業に用いられる医療器具などの教材について、学生による説明を聞き、その後、実際に機器に触れていただきます。
質問コーナーでは、在学生が直接、皆さんの疑問に答えます。入試・勉強・学校生活など様々な質問が出ます。
その後は希望者に京都桂病院看護部の紹介ビデオの視聴、学生寮の見学をしていただき、当日のプログラムは終了となりました。
今後も学校公開・説明会の開催を多数予定しております。今回お越し頂けなかった方も、次回はぜひご参加いただき、本校の雰囲気を感じてください。
4月28日に自治会交流会を開催しました。
私たちが2016年度自治会のメンバーです。
一年生自治会メンバーは初々しい姿でしっかりと挨拶をしてくれました。
1年間よろしくお願いします!
全学年と話ができるようにグループごとに移動して交流しました。
みんな初顔合わせで緊張しながらも楽しく交流会を進めることができました。
1年生の話に耳を傾ける先輩たちです。
学校にもなじめてきた1年生です。楽しそ〜!
先輩の体験談や講義の話で盛り上がりました。
全員で交流することができ、各学年との絆を深めることができました。ともに看護師を目指す仲間として頑張りましょう。
2016年4月24日〜25日 亀岡湯の花温泉にある<京都・烟河>で、1年次生の宿泊研修をしました。
『看護における人間関係について、体験的に学ぶ』のテーマどおり、川部哲也先生(大阪府立大学大学院 人間社会学研究科)による多彩な体験が盛り込まれた研修。
楽しいなあ…と思っていたら、実は、とても大きな学びにつながっていた!
体験を重ねるにつれて、自分自身の発見と他者の理解がすすみ、人間関係を構築していくイメージが形成される研修でした。
宿泊研修は、美味しいお食事、癒される温泉、みんなと過ごす時間のひとつひとつが、人間関係を豊かにできるチャンスです。
夕食後の自己表現は、緊張するけど自分を知ってもらう貴重な体験の場。笑いと感動のうちに、あっという間の時間でした。看護においても、コミュニケーションをはかる上で適切な自己表現はとても大切です。
2日目は、体を動かすプログラムです。今年はボーリング大会。スコアが良かった人も今一つだった人も…みんなが笑顔で過ごせた時間でした。烟河まで帰るバスは、心地よい疲れで熟睡する人が何人もいました。
入学後わずか2週間で過ごすみんなとの時間、看護師を目指して、3年間共にがんばろうという結束が固まったようです。どうか、このチームワークを大切に、コツコツ学習を積み重ねて、今回の研修で学んだ人間関係構築の技術を活かせる看護師に成長してください。
4月7日(木)「2016年度入学式」を執り行いました。当日はあいにくの雨模様となりましたが、会場は希望を胸に式典に臨んだ新入生の晴れやかな笑顔に満たされました。
入学生認定に続く式辞において、学校長が本校の教育理念を交えながら、学生生活の心構えと、新入生に対する期待を述べました。
続く来賓祝辞では、本校の設立母体である京都社会事業財団会長様をはじめとする来賓の皆様より暖かい励ましと応援のお言葉をいただきました。
その後入学生代表が力強く入学生宣誓を行いました。
「本校で確実な知識・技術を身につけ、またコミュニケーション能力をはじめとする豊かな人間性を磨いていきたいと今、決意を新たにしています。……多様な価値観に触れ、良い人間関係を築く力を身につけ、また勉学に励み、自分自身を鍛え、大きく成長していきたいと考えています。」
「校歌 ‘学び舎’ 斉唱」
今年の入学生41名はこれからの3年間、看護師になるという目標に向かって講義・演習・実習にと、多忙で充実した日々を送ります。頑張る皆さんの姿に教職員一同心よりエールを送ります。
平成28年2月14日に行われました第105回看護師国家試験に
全員合格いたしました。おめでとうございます!
受験生の皆様、お疲れ様でした。
ご指導いただきました関係者の方々にお礼申し上げます。
これからの皆様のご活躍を教職員一同応援しています。
去る3月3日(木)すがすがしい青空の下、2015年度の卒業式を執り行いました。式典は多くの来賓とご家族の方々に見守られる中、厳粛に執り行われ、卒業生は3年間にわたる厳しい課程を修了し成長した姿を披露しました。
式典では学校長より卒業生ひとりひとりに卒業証書が手渡され、
法人会長をはじめ来賓の皆様より、心のこもったお祝いの言葉をいただきました。
続いて在校生代表が卒業生への感謝を込め、送辞を送りました。
「私たちに勉学や実習などの学生生活について教えてくださいました。その時に触れた優しさは今でも印象に残っております。…… 毎日明るく実習へ向かう皆様の姿を見ていると、大変ながらも充実した日々を送られていることが感じられ、勇気をいただきました。
まだまだ、力不足な私たちですが、卒業される皆様のように、明るく、前を見据えて進んでいきたいと考えています」
その後卒業生代表より感謝の思いを乗せた答辞が述べられました。
「私たちは専門職としての責任感と使命感を持ち笑顔で患者さんと向き合い、看護とは何かと常に探求し、素直さと謙虚さを兼ね備えた看護師になれるよう今後も努力を続けます。……一緒に3年間を乗り越えてきたかけがえのない仲間と卒業の日を迎えられたことは誇りであり、私たちを支えてくださった全ての方々に感謝の意を表し答辞の言葉とさせていただきます」
最後に卒業生全員で歌を披露し、記念写真を撮影。
思い出が込み上げ涙ぐむ姿も見られる中、参列者の拍手に送られ「学び舎」を後にしました。
「看護師国家試験も終わり、あとは卒業式を待つばかり。
…でも、国家試験の合格発表はまだ先だし、さらに、4月から社会人としてのスタートにもいろいろ心配があるなあ…」
こんな卒業前の揺れ動く思いを、この時期3年次生の多くが感じているのではないかと思われます。
そんな中、本校では、企業におけるメンタルヘルス対策の専門家の守田浩氏(医療法人ひつじクリニック 労働衛生コンサルタント)をお招きして、看護師のメンタルヘルス:卒業バージョン「医療現場のメンタルヘルス」と題したご講義をしていただきました。
医療現場では、命を守るというミッションを果たすべく、複雑で高度な医療技術への対応を求められる上、対人関係におけるコミュニケーション技術もあわせて必要とされます。
看護学生は、看護基礎教育を終えたあと国家資格をもって働き始めますが、この多様な状況に懸命に適応しようと取り組む中、頑張りすぎたり悩みを適切に解決できず就業困難なところまで至ってしまう可能性も大いに考えられると思います。
今回の講義では、まず医療現場で起こりうるストレスについて、ゲームを通して体験しました。
いきなり「えっ!?」と驚く難題でしたが、
その難題を解決するために必要なのは、仲間の連携と知恵だなあ…と、ゴール達成の喜びとともにつくづく感じる時間でした。
引き続き、看護場面で体験する可能性があるシーンについて
「あなただったらどうるす?」と題してグループ対応策を考えました。みんなで知恵を出し合ったら、本当に多くの対応策が導き出されました。
先生からは、
「これらの方法は、みんなを救ってくれる方法。とにかく、困難な状況に遭遇したとき、できるだけ多くの対策を持っておくことが大変重要である。その方法の多様さが、みんなのこころを守ってくれる」と、コメントがあり、自分の中に多様さをもっておく大切さを学ぶ機会になりました。
そして、視覚や言語を制限した意思伝達を体験するゲームは、2人1組での作業でした。
なかなか自分の意思が伝わらないもどかしさを感じる中、伝えるテキストの絵とはかけはなれたユニークな絵に笑い声が絶えない時間となりました。
それでも、驚くほど速く意思伝達のコツを掴み正確な情報伝達ができるチームも続々と出てきて「すごい!」と称賛を浴びていました。
この体験をとおして先生からは
「自分の感じ方と相手の感じ方はイコールではない。だからこそ、認識のズレをうめるコミュニケーションが重要であり、ひいてはそれが仕事上手となりストレスを減らすことにつながる」
と解説があり、お互いの認識を合わせる大切さを学びました。
さあ、これから新生児の沐浴演習です。
2年生の皆さん、ちょっぴり緊張気味?
お湯を入れたら、準備OKです!
まず、体重を測ります。何gでしょうか?
難しいけど、しっかり頭を支えて顔から拭いていきます。
抱っこも少し慣れてきたかも。
本番の実習に向けてがんばります。
●11月5日 文化祭
1日目は模擬店を出店しました。
1年生と2年生が協力しながら調理や販売を行いました。
また、地域の人達にも来ていただき、文化祭を通して交流を深めることができました。
後半は「写真コンテスト」の表彰式を行い盛り上がり、たくさんの人に楽しんでいただけました。
最後に、創立50周年を記念して、副学校長より当校の50年の歴史を振り返るお話があり、「記念誌」が配布されました。
●11月6日 体育祭
2日目の体育祭はボーリング大会を行いました。
互いに点数を競い合い、ストライクが出た時にはハイタッチをしながら盛り上がり、笑顔がたくさんみられました。
フィジカルアセスメントの授業で、1年生が模擬患者さんのバイタルサイン測定を行いました。バイタルサインとは、患者さんの身体状況を把握するために必要な情報のことです。ここでは呼吸、脈拍、体温、血圧の観察と測定を行い、正確な技術が習得できているか確認をしました。
模擬患者さんと臨床看護師の協力を得て、全員、無事実施することができました。
あたたかい励ましの言葉をいただきました。
8月26日(水)卒後1年目の看護師さんを対象に「第8回ホープの会〜Home Coming Day〜」を開催しました。今年も本校卒業生と隣接する京都桂病院に同期入職された36名の皆さんが集まってくれました。この「ホープの会」は京都府看護職確保定着事業の一環で、毎年この時期に開催しています。私たち教職員も新人看護師さんのフレッシュな思いに触れることができ、楽しみにしている事業の一つです。
今回は「“きょう”が明日の蕾みになる」をテーマに、ラベルワークと茶話会を行いました。「今日」「興」「協」「響」など、“きょう”と読める漢字を取り上げ、その漢字から連想する体験や思いを出し合ってもらいました。中にはオリジナルで「恐」という漢字を出すグループもあり、新人看護師ならではの思いも出てくる等、ここにいる皆が日々同じように悩み考えながら過ごしていることを感じてもらうことができました。
その後の茶話会では、お菓子を囲みながら、学生時代の想い出や今頑張っていることを語りながらリフレッシュしてもらいました。不安や悩みを抱えながらも、同期とのつながりを大切にしながら頑張っている新人看護師さん達の姿を見ることができました。その日その日の思いや経験を積み重ね、大きく成長してくれることを楽しみに見守っていきたいと思います。
京都桂看護専門学校は、昭和41年9月1日「京都桂病院附属高等看護学校」として開校され、今年創立50周年を迎えることができました。
記念すべきこの年に本校では、去る8月8日京都ブライトンホテルで「京都桂看護専門学校 創立50周年記念式典および祝賀会」を開催いたしました。当日は、これまで本校の教育にご尽力いただきました先生方や同窓生など133名のご参加により、盛大で和やかな会となりました。
記念式典では温かなご祝辞を頂戴し、さらに本校同窓会「桂月会」より記念植樹の贈呈がされ、厳かな祝賀の雰囲気に包まれました。また、ペシャワール会現地代表・PMS総院長 中村哲先生の記念講演では、国境を越えた活動を知ることで、人生観を見つめ直す機会を得ました。
その後の祝賀会は、50年の歴史を振り返りつつ旧交を温め笑顔あふれる時間を過ごすことができ、ご参加くださった方々に教職員一同感謝いたしております。
学校設立当時から大切にされてきた理念を胸に、今後さらなる学校の発展を目指していきたいと思います。
認定看護師による講義は、より専門性の高い内容を学ぶことができます。こちらは慢性呼吸器疾患看護の認定看護師さんです。
現場で活躍されている認定看護師の臨場感あふれる話に真剣なまなざしを向ける2年生達。
こちらは皮膚・排泄ケア認定看護師さんです。皮膚トラブルや人工肛門の専門的なケアについて実際の写真などを見て学んでいます。
学生がモデルになり、解剖生理学の知識を活かして皆で学びます。教科書だけではわからない事がいっぱいありますよね。
5月30日(土)今年初めての学校公開を行いました。
当日は夏を思わせる暑さの中、50名を超える皆様にご来場いただきました。
まず、副学校長より、本校の沿革やカリキュラム等について映像資料を使った説明が行われました。
その後、参加者は10数名毎のグループに分れ、看護体験と在学生への質疑応答に順次参加します。ここからが在学生の腕の見せ所です!看護体験の説明に、質疑応答にと、本校の学生が中心となり行います。
学校公開参加者への説明は学生にも貴重な体験になります。本番を前に教員と入念な打ち合わせを行います。
緊張しながらも参加者に教材の説明を行う在学生。日頃の学習の成果を発揮します。
説明を聞いた後は、参加者に実際に機器を触れていただきます。
質疑応答コーナーでは参加者の質問に学生・教員が答えます。(保護者からの相談には教員が対応する別ブースを設けています)
看護体験・質疑応答の後は教室にてアンケートをご記入いただき、希望者に京都桂病院看護部の紹介ビデオの視聴・学生寮の見学をしていただき、終了となりました。
短い時間ではありましたが、本校および看護職に興味を持っていただく一助となりましたら幸いです。
次回の学校公開は7月25日(土)の開催を予定しております。その他説明会も多数予定しておりますので、お時間の許す方は是非ご参加ください。
新年度がスタートして、はや2カ月が経ちました。
今年度も5月11日から3年生の専門領域別実習がスタートし、毎朝ロビーが学生と教員の声で賑やかな様子です。
学内で一日の行動計画を発表中!
これから、6カ月間近く続く実習の毎日に・・・
「やっていけるだろうか?」「記録書けるかな?」など学生ひとりひとりが不安や緊張を感じながらも、患者様との新たな出会いや看護を実践することへの期待を胸に、39名の学生はそれぞれの実習場へ出発しました。
病院以外の施設にはお揃いのポロシャツ+ジャージ姿で
病院までの道のりをグループ揃って歩いていきます
1年生・2年生で看護学の基本を学んだ学生達が、この実習を通して、対象の特性、生活されている場の特性を踏まえた看護を学び、12月には「豊かな人間性」を持った看護師の卵に成長するよう、見守り支えていきたいと思います。
5月初旬、1年生が初めてユニフォームに袖を通しました。
本校では「身だしなみを整えることは、看護専門職を目指すものとして周囲に認められるための第一歩」とし、専門職への意識を高めています。
身だしなみを整え、真新しいユニフォームに身を包み演習に取り組む姿は、これまでと違って見えます。
1年生からは「看護師になったような気分」「気が引き締まった」「看護学生になった」と、それぞれに何かを感じてくれたようです。
シーツ交換
ベッドメイキング
滅菌手袋の取り扱い
無菌操作
ユニフォームは、連帯感・統一感を生むと言われています。
一人ひとりが共に力を合わせ、切磋琢磨しながら技術を磨いて欲しいと思います。そして、演習で身につけた技術をもう一度振り返り、知識を深めることで質の高い「技」になるよう、全力で応援していきたいと思います。
新入生の皆さん! ご入学おめでとうございます!
4月2日(木)入学式が行われました。当日は満開の桜が広がり天候にも祝福された1日でした。
学校長より、入学が認定された39名の新入生にむけて、
との言葉が贈られました。
京都社会事業財団会長をはじめ、ご来賓の方々からもお祝いと励ましのあたたかいお言葉をいただきました。
入学生宣誓では新入生代表が、
「正確な知識や技術を身に付け、様々な人との関わりの中で人間性を磨き、仲間と高め合いながら大きな可能性に向かって進んでいきます」と決意を表明しました。
式典後、教職員の自己紹介が行われ、エピソードを交えたお話に新入生の皆さんの緊張も解け、笑顔になっていました。
1年カリキュラム担当教員からのメッセージ
学生生活が充実したものになるよう
教職員一同、全力で皆さんをサポートいたします。
1966年に2年課程の「京都桂病院附属高等看護学校」として開校いたしました本校は、1977年に「京都桂病院附属看護専門学校」へ改称、2000年に3年課程の「京都桂看護専門学校」となり、今年創立50周年の節目を迎えることとなりました。
3月24日、学校創立50周年記念事業の一環として、同窓会の方々から記念樹が寄贈され、本校の中庭にて植樹を行いました。これから学生の成長とともに、皆様にもぜひ2本の樹の成長を温かく見守っていただきたいと思います。
この度、植樹いたしましたのは「カツラ」「タイサンボク」の二本です。
「カツラ」(花言葉:不変)
京都桂病院南口玄関横に、大きなカツラの木があります。秋に葉っぱが舞い落ちる様子が、蝶々のようです。
「タイサンボク」(花言葉:前途洋々)
とても良い香りのする白い花を咲かせる大木に成長します。
3月5日(木)、春の麗らかな日差しの下、2014年度卒業式が行われました。41名の学生は3年間の課程を修了し、看護師国家試験の受験を終え、卒業式を迎えました。当日は突き抜けるような青空に恵まれ、京都社会事業財団会長をはじめ多数の来賓、家族の皆様が見守る中、式典は厳粛に執り行われました。
参列者の祝福の中、卒業証書を授与される卒業生
京都桂病院 看護部長他、来賓の方より心のこもったご祝辞をいただきました。
在校生代表からはこれまでの感謝を込め、先輩たちへの送辞が送られました。
「先輩たちの真摯に学ばれる姿勢は自分たちに大変良い刺激となり、あらためて看護師になるという目標に向けて気を引き締めて学んでいかねばという心持を抱くことができました」
続く、卒業生代表による答辞では、お世話になったすべての方への感謝とお礼の気持ちが込められました。
「私たちを受け入れ、学ぶ機会を与えて下さった患者さん、時に厳しく、時に温かく導いてくださった指導者様や先生方、精一杯応援してくれた家族、多くの人々の助けがあったからこそ、充実した学生生活を送ることができました。ありがとうございました」
式典最後の斉唱では、3年間の思いが込み上げ涙ぐむ卒業生もいました。それぞれの思いを胸に卒業生は、来賓・在校生、そしてご家族の皆様の拍手に送られ思い出の詰まった学び舎を巣立って行きました。
●11月6日 文化祭
1日目はパーティーを行いました
1・2年生で一緒に作ったおにぎりやパンケーキなどを食べながら歓談し、演奏会やダンスの出し物、「写真コンテスト」「本の帯コンクール」表彰式、クイズ、ビンゴ大会などで盛り上がりました。
全員参加で一緒になって楽しむことができ、親交を深めることができた一日となりました。
1日目を終えて
出し物など授業の空き時間や放課後を利用し準備し大変でしたが、たくさんの人に楽しんでもらえたので安心しました。
1年生にとっては初めての学校祭でわからないことも多かったのですが、2年の先輩方のリードで無事に終わることができました。
看護学校で勉強ばかりの日々ですが、学校の仲間との楽しい思い出の一つとなりました。
(自治会書記)
●11月7日 体育祭
2日目は、大山崎体育館で体育祭を開催しました。
学年対抗でドッジボールとリレー、選抜メンバーでバレーボールを行いました。
このスポーツ大会は、1・2年生対抗で行われ、クラス一丸となって勝負しました。
ドッジボールやリレーを行うのは久しぶりで、次の日の筋肉痛が心配になりましたが、クラスメイトの違った一面を発見し、汗を流し、盛り上がりました。1・2年生とも、とてもいい勝負でしたが、あともう一歩のところで届かず、2年生が勝利しました。
やはり、2年間築いて来られたチームワークの力にはかないませんでした。
(自治会文化委員)
1年生が模擬患者さんと臨床看護師の協力を得て、バイタルサイン測定を行いました。
初めて学生以外の方で測定をさせていただき、学生は緊張の連続でしたが、臨床看護師の適切な指導のもとで全員が無事にバイタルサイン測定を実施することができました。
学生より・・・
◆実際にご高齢の方で測定させてもらい良い経験になりました。
◆模擬患者さんの血圧がかなり高めでうまく測れませんでしたが、測り直しさせてもらい無事に測ることができました。
◆臨床看護師さんに励ましていただき、何とか最後までやりきれました。
模擬患者さんより・・・
◆学生さんの真剣さと熱意が伝わってきて感動しました。
◆入学して間もないのに真剣な面持ちで行動される姿が印象的でした。立派な看護師になれることを祈っています。
臨床看護師より・・・
◆日々の練習の成果が出ていたように思います。
◆みんな一生懸命で自分の心も洗われるようでした。実習で待っています。
10月21日、2014年度の防災訓練を実施しました。本訓練は火災等の発生時に被害の拡大を防ぎ、身の安全を守るための行動が取れるよう西京消防署の指導の下、毎年実施しています。
今年の訓練は実習室で火災が発生したとの想定で、消防署への通報〜初期消火〜避難の一連の行動を行いました。
校外への避難の際には普段は使用しない避難通路も使用し、最初は笑っていた学生も徐々に真剣な表情に変わっていきます。避難場所への集合後、避難者の人数確認を行い、全員の避難完了を消防隊へ報告しました。
その後、消防署職員の指導の下、消火器の操作体験を行いました。実際に消火器をさわるのは初めてという学生がほとんどで、良い体験になりました。
最後に訓練参加者に対し、西京消防署より「今回の訓練を、今日一日だけの経験に終わらせず、消火器の設置場所・避難経路等を日常的に意識して、もしもの時に活かせるよう心掛けて下さい。」との講評をいただきました。
2年生です。2014年10月1日「Tシャツイベント」やりました。
Tシャツは、いろんな柄・プリントがあり、みんな大好きでよく着ています。そこで面白い柄、楽しいプリント、大好きなTシャツに身をつつみ、楽しく学ぶ時間をもうけ、今後のがんばりのきっかけとしました。
後期の始まりの1限目!さあやるぞ!
2年生全員、真剣そのもの 頑張る姿が輝いています。その輝きをいつまでも絶やさないでね。
8月5日、今年で7回目となる「ホープの会 −Home coming Day−」を開催しました。
本会は京都府主催、京都府看護協会・京都府看護学校連絡協議会共催の「看護職確保定着事業」の一環として、卒後1年目の看護師の皆さんがリフレッシュして仕事を続けられることを願い、毎年開催しています。
今年のテーマは「笑顔は伝染する」です。自分自身が「笑顔」をもつことで、患者さんや家族、医療者間に良好な関係を持ち、就業意欲を高めることを目的に決定しました。
前半は落語家の笑福亭智之介さんをお迎えしマジックと落語を披露していただきました。智之介さんが披露する話術の巧みさに会場はたちまち笑いの渦に巻き込まれます。
後半は教員も交えての茶話会です。しばらくぶりに再会した同期生と学生時代の思い出話や職場での苦労話に花が咲きます。
参加者からは「皆、頑張っていることを知り、自分も頑張ろうと励みになった」との感想を頂きました。
卒業生の皆さんがそれぞれの職場で、益々飛躍されますことを期待してエールを送ります。
今回は前期に行われた1・2年生の授業の中でトピックとなるものを二つ紹介いたします。
●2年生の講義「看護援助論[」
この科目では、臨地実習で患者さんに応じた看護技術が提供できることを目指し、グループワーク形式で演習に取り組みます。
「糖尿病」「心不全」「脳梗塞」「白血病」の4つのグループに分かれ、疾患の理解と必要な看護を考えます。
学生より・・・ | 自分たちで一から学習していくことで知識を得ることができ、演習でさらに理解が深まりました。 |
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●1年生の実習「基礎看護学T−@実習」
7月4日、入学後初めての臨地実習で、隣接する京都桂病院へ行きました。
午前中は病院の概要や各部門のオリエンテーションを受けます。午後からは5〜6名のグループに分れて病棟に行きます。
学生より・・・ | 看護師さんのシャドーイングを行い、バイタルサイン測定や清拭などの見学ができました。1日だけの実習でしたが、看護師の仕事の内容をじっくりと見させてもらい、あらためて責任の重さを感じました。 |
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5月31日(土)今年第1回目の学校公開を開催いたしました。夏を思わせる暑い1日でしたが、多数の方々にご来場いただきました。
最初に当校の副学校長より学校の概要(教育方針・カリキュラム・実習施設・入試情報・奨学金など)を説明させていただきました。
この後、参加者はグループに別れ、看護体験と学生への質問コーナーに参加していただきました。体験コーナーの説明は在学生が行います。
体験コーナーの在学生「皆さん、今日は宜しくお願いします。」
在学生による説明の後、参加者の皆さんに実際にシュミレータを使って体験していただきました。
「呼吸の音ってどんな音?」
「酸素はここから流れてきます」
「血圧を測ってみましょう」
「脈をとってみましょう」
「実際に体験してみると・・・ 意外と難しい?」
質問コーナーでも質問にお答えするのは在学生です。
「今、実習でがんばっている3年生です。何でも聞いて下さい」
入試・勉強・学校生活 etc. さまざまな質問が向けられます。
短い時間でしたが参加された皆さんには本校の雰囲気を感じていただけたでしょうか。
7月以降も学校公開・説明会を順次開催いたします。今回お越しいただけなかった方も次回は是非お越しください。
4月20日・21日、自然豊かな湯の花温泉で1年生のオリエンテーション合宿が行われました。
はじめまして 2014年度生です!
ドキドキとワクワクが交差する二日間、
「看護における人間関係を理解し、コミュニケーションに関する基本的なスタンス」を学びました。
<1日目>
学校長の「オリ合宿」名物講義
「考えるということについてふか〜く考えます」
心身をつかったグループワークは、一気に「距離」を縮めます。
夜はお待ちかね「自己表現」の時間です。
生演奏にうっとり!
アクション派!登場
<2日目> スポーツで体を動かして気分スッキリ!
クラスメートのことがもっと知りたくなりました。
2014年度 自治会最初の行事は、新入生歓迎交流会です!
4月30日(水)総勢100人の学生が集いました。臨地実習直前で忙しい3年生も多数参加してくださり、全学年の交流を図ることができました。
5班の人はここですよ〜
「かんぱ〜い!初めまして よろしく!」
まずは、緊張をほぐすために、「ジェスチャーゲーム」開始です。
各学年混合チームで賞品を目指してジェスチャー中
ゲームのおかげか、その後の交流は笑顔があふれていました。
お菓子を食べながらおしゃべりでーす。
私たち6班です!
皆さんの楽しそうな様子と、1年生から「先輩に学校生活や勉強方法を聞くことができて良かったです」との感想をもらって、今年も開催して良かったなと思いました。
2014年度自治会は、
「他学年との交流」を重視していきたいと思います。学年や年齢に関係なく気軽に話せるような交流を目指します。そして、自治会での交流を通してコミュニケーション能力が高められたらと思っています。
2014年度自治会メンバーです。
よろしくお願いします!
満開の桜を窓外に見て、4月3日(木)に「2014年度入学式」を執り行いました。本校多目的室で挙行された式典は多数のご来賓、ご家族の方々にご参列をいただき厳粛なものとなりました。
式典は石坂学校長による入学生認定に続き、松原法人会長をはじめとする来賓の方々からの励ましのお言葉を頂き、その後入学生代表が力強く入学生宣誓を行いました。
「入学生代表による宣誓」
今年度入学した女性34名、男性5名、計39名の学生はこれより3年間看護師を目指して勉学に励みます。
「校歌 ‘学び舎’ 斉唱」
2014年3月6日(木)雪が舞い散る中、2013年度 卒業式が行われました。御来賓の方々やご家族、在校生に見守られながら40名の卒業生が、一人ずつ壇上に進み、学校長より卒業証書を受け取りました。
学校長式辞・来賓祝辞に続き、
在校生代表より送辞が送られました。
「先輩方の真剣に取り組む姿は、学ぶという姿勢の模範として、私たちの目に焼き付いています。それと同時に、看護師を志すためには常に学習する姿勢が大切であるということを学ぶことができました。」
その後、卒業生代表より
「三年前、看護学校への入学も決まり、新しい生活に期待と不安でいっぱいの時、あの震災が起こりました。あれから三年、多くの事を考え、学ぶ中でまだまだ無力ではあるものの、具体的に行動する力と勇気を得ることができました。」また「2011年度生の協力を得て書き上げることができました。このクラスのみんなとともに学べたこと、ともに卒業の日を迎えられたことを誇りに思います。またそれを支えてくださったすべての方々に感謝の意を表します」
と卒業生全員の思いを乗せた答辞が述べられました。
最後には、卒業生全員で「栄光の架け橋」を斉唱。それまでは凛としていた卒業生も3年間の思いがこみ上げ、涙を流しながらの斉唱となりました。
卒業式の後には、学生が作成したスライドショーの上映があり、たくさんの思い出を語りながら慣れ親しんだ学び舎から旅立ちました。
2013年12月21日(土)、京都桂病院外来棟ホールで開催されました「クリスマスコンサート」に今年も本校の1年生が出演しました。
キャンドルライトを手に入場した学生たちは、会場一杯の観客の皆さんに緊張しながらも、最初の演目のハンドベルの演奏を披露。注目を浴びます。
ハンドベルに続いては、クリスマスソングのメドレーです。会場の皆さんと一緒に「ジングルベル」を合唱します。
会場の盛り上がりに緊張の解けた学生たちは「OH HAPPY DAY」を学生みんなで考えた振り付けを披露しつつ熱唱し、喝采を浴びました。
「京都桂病院クリスマスコンサート」は毎年12月の第3土曜日に開催されています。2014年度も看護学生の出演が予定されておりますので、是非ご覧下さい。
2年生40名が11月8日(金)と22日(金)に2グループに分かれて、「オムロン 太陽の家」へ産業保健見学実習に行きました。
成人看護学の授業の一環で、「企業における健康管理の実際を知り、障害を抱えて仕事をもつ成人の健康状況や健康管理について学ぶ」ことを目的に、実際の工場・宿舎の見学、施設で働く看護師の豊田さんのお話を聞くことで、机上で学んだ知識を結び付けることができました!!
●工場内見学に向けて、会社概要について講義を受けます●
●ヘッドホンと無線機の準備をして、さぁ工場内の見学へ●
工場内では、障害を抱えながら自立した生活を送るための様々な環境整備を見学することができ、自立を促すための看護のお話も伺うことができました!!
☆後日、学校で見学したことをグループワークで共有しました☆
自分では気付かなかった発見もでき、来年の実習に向けて「患者さんに合わせた環境調整をすることが【その人らしい自立の再獲得】を促すこと」を学ぶことができました。
1日目 スポーツ大会
1日目は、大山崎体育館で1、2年次生対抗スポーツ大会を行いました。種目は、バレーボールやバスケットボールなどでした。
1、2年次生全員でパシャリ!☆
1日目を終えて
このスポーツ大会は、1、2年次生手加減なしのガチンコ勝負だったので、館内は熱気に溢れていました。1年次生は一致団結して2年次生に挑みましたが、残念ながら2年次生の先輩方が2年間かけて築いた絆には歯が立ちませんでした。普段の学校生活であまり関わることのない2年次生の先輩方とたくさん触れ合える良い機会になり、皆さん楽しんでもらえていたのでよかったと思います。
副自治会長
2日目 ハロウィンパーティー
2日目は、1、2年次生協力してパーティー用のご飯を作りました。また、出し物などで盛り上がりました。
2日目を終えて
2日目はハロウィンということで、みんな高校の制服を着たり帽子を被ったり、仮装をして楽しみました。お昼に食べた、焼きそばやホットケーキ、おにぎりなど、どれもおいしかったです。出し物では、ダンスやコントなど、みんなこの日のためにたくさん練習しました。自治会では、何度も集まり、よりよい学校祭にするために話し合いました。初めての学校祭で、苦労したこともたくさんありましたが、1年次生も2年次生も全員が楽しめたので充実した日にすることができました。
自治会書記
2年生になると、授業の方法も新たなものが始まります。基礎看護学の「看護援助論VIII」は、臨床看護技術の演習です。
「肺炎・白血病・脳梗塞・心不全」の4つのグループに分かれて、病気の理解と、その患者さんに必要な看護を考えました。
【白血病グループの発表】
「患者さんは感染しやすいので、看護師役はエプロン・帽子・マスクをつけています。スリッパにも注目してください。皮膚は強く拭くと内出血(皮下出血といいます)しやすいので、優しく拭きます。」
「治療として輸血が行われました。輸血の副作用の観察が重要です。」
【脳梗塞グループの発表】
「患者さんは、脳梗塞で右片側に麻痺が起きました。動かさずにいると、関節の拘縮(こうしゅく)が始まります。このように肩関節の運動を行います。運動時は痛みに注意します。」
「車椅子への移動を行いました。患者さんの両ひじを支えて体を引き上げます。このことで患者さんは安全に安楽に座れます。」
【肺炎グループの発表】
「肺炎の症状として、気道の分泌物、つまり痰(たん)が発生します。痰が気管のどのあたりにあるか、聴診器で確認します。」
「痰を吐き出せない患者さんには、吸引機を使います。ここでは、吸引モデルを使用します。吸引は1回、15秒程度で行います。さて、吸引するときにかける圧力はどれくらいでしょう?」
【心不全グループの発表】
「心不全は、右心不全と左心不全によって症状が異なります。心不全のときは、とくに輸液(点滴)のスピードは注意が必要になり、医師の指示により行われます。」「輸液の実施と輸液ポンプの使い方を示します。静脈留置針を血管にさします。ここでは静脈シミュレーターを使います。」
何度も練習しましたが、プレゼンテーションは緊張です!
発表グループにするどい質問も飛び交います!
病気の理解、看護計画、プレゼンテーションの準備・・・グループで学び合う30時間の授業は、結構大変、でも達成感もいっぱいです。みんな、この学習成果を看護学実習で活かす気は、まんまんです。
最高気温38℃の8月20日「第6回ホープの会 〜Home Coming Day〜」が開催されました。
卒後1年目の新人看護師さんが本校に集う「ホープの会」は、新人看護師さんが、戸惑い、悩みながらも、がんばって仕事が続けられるように…という願いを込めて、楽しい集いを毎年企画・開催しています。
(「ホープの会」は、京都府・公益法人京都府看護協会・京都府ナースセンター主催の看護職確保定着事業の一環です。)
6回目を迎える今年は、3月に本校を巣立っていった卒業生と京都桂病院に同期入職された皆さんが集ってくれました。
今回は「生き活きライフ☆リフレッシュ!! 私のパワー活用術」と題し昨年好評だったラベルワークとシンポジウム、茶話会を行いました。
ラベルワークでは、5つのグループに分かれ、二色の付箋に「つまずいていること・困っていること」「大切にしていること・気分転換の方法など」を書き、模造紙にまとめました。同期の仲間が、同じような思いや悩みを抱えながら働いていることが分かりました。
続いてシンポジウムを開催しました。今年度も京都桂病院で働く卒後1年目から5年目の看護師さんがシンポジスト、皆さん本校の卒業生です。
シンポジストの方々には、新人時代のエピソードや新人看護師さんへのアドバイスを語って頂きました。
先輩看護師さんの「誰もが0からのスタートだったんだよ」「いつもそばでみんなを見守っているよ」という温かい言葉に涙する新人看護師さんも…。
シンポジウムの後は、各テーブルにシンポジストの皆さん、教員も加わり、楽しい茶話会の始まりです。
美味しいドーナツとパイを食べながら、いろんな話をしました。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。「ホープの会」もお開きとなりました…。
参加してくれた新人看護師さんは「仕事をしんどく思っていたけれど、頑張ろうと思えてきました」と笑顔でした。
皆さん一人ひとりに、いつも学校からエールを送っています。
「みんな、顔晴れ〜ッ!!(=がんばれ〜っ!!)」
夏休みとあって、たくさんの方が来場されました。大変暑い日でしたが、皆さん真剣に、そして楽しく参加してくださいました。
在校生たちが、優しく看護の技術について説明をし、その後実際に体験していただきました。聴診器を使って、モデル人形の呼吸の音や、心臓の音を聴いてみました。なかなか難しいものですよね。
そして、こちらでは生まれたばかりの赤ちゃんの抱っこの仕方を教えています。首がすわっていないので、両手でしっかり優しく抱っこしましょう。自然と笑顔になりますよね。
学校生活のことや勉強のことなど、なかなか聞けない疑問にも快く在校生たちが答えるQ&Aコーナーも大盛況でした。もっと聞きたかったというご意見も多くありました。
モデル人形もいろいろ充実しています。患者に対する細やかなケアについてしっかりと学んでいきます。
7月5日(金) 1年生が入学後初めての臨地実習のため、隣接する京都桂病院へ行きました。
学校内では元気いっぱいの1年生も初めての実習ということもあり、緊張の面持ちで学校を後にしました。
初めに京都桂病院の林看護部長から病院の概要について説明を受け、様々な職種の中での看護師の役割を学びました。
午後からは各病棟に分かれて、バイタルサイン測定や患者さんとのコミュニケーションの実際などの看護師の業務を見学しました。
実習を終え学校に帰ってきた学生は、
「看護師の仕事を実際に見て、看護の道に進んで良かった。改めて看護師になりたいと思った」
「今、学んでいる基礎的なことが、いかに大切であるか学び、日々の学習に対する心持を改めることができた」
と決意新たに実習を終えることができました。
本校では、生涯にわたり看護実践に根ざした研究活動ができる看護師を育成する目的で、3年次に学会参加の機会を設けています。
参加する学会は、毎年さまざまで、今回は・・・
「日本精神保健看護学会・第23回学術集会」に参加することになりました。
みんな、初めての学会参加にドキドキわくわく
これからも、看護する中で、常に「なぜ?」と問いを立て、探究し、学び続けることを大切にしたいな・・・と思った一日でした。
新緑の季節になりました。2013年度自治会ではこの度、新しい行事を始めることにいたしました。その名も! 第1回 自治会主催 交流会!!
5月15日 教室に集まったのは1、2年生総勢81名!!
今回の目的はズバリ!「1、2年生みんなで楽しく話そう!」
お菓子を食べながらみんなでおしゃべり
中には真面目に話をしているグループも。
本年度から自治会は2つの目標を掲げることにしました。
ー自治会目標ー
@学生同士の親睦を図り、充実した学生生活を送る。
看護師を目指す上で、主体的に行動する力は不可欠です。医療現場では患者や家族との交流や、他職種との連携がとても重要になります。自治会ではその能力を養う場を提供するとともに、充実した学校生活を送るために、学生同士が年齢や学年の垣根をこえて親睦を深めていけるような関係づくりを行っていきたいと思います。
始めは緊張していたみなさんも最後にはみんな笑顔に!
一緒に楽しい学生生活を送りましょう
初めての試みでしたが、無事終えることができました。
みなさんご協力ありがとうございました!
4月21日(日)、22日(月)の両日、「看護における人間関係を理解し、コミュニケーションに関する基本的なスタンスを学ぶ」を目的に、今年入学した1年生のオリエンテーション合宿を亀岡市の湯ノ花温泉にて行いました。
石坂学校長による講義「考える楽しさ」〜無限に思いを馳せる〜
川部先生による講義・グループワーク
「看護における人間関係について、体験的に学ぶ」
お待ちかね 楽しい夕食タイム!
夕食後は各自の持ち技で「自己表現」
翌日は体育館に移動し、スポーツで汗を流しました。